2008年10月20日

その後の進捗2

お茶濁し第二弾です。

あ、関係ないですけど、リア・ディゾンの妊娠・結婚騒動。アレ、いったいなんなんすかね。
芸能人とかの「できちゃった婚」報道とか見るといつも思うんですけど、彼らは仕事をなんだと思ってるんですかね。結局人気商売なんだから、いきなり「できちゃいました。で、結婚します。」とか言われてもファンは納得いかないし、そもそも CM とか出演しているテレビ番組とかに多大な影響あたえちゃうわけでしょ。

そのくせ「ポイしないでね」って、ちょっと図々しくない?

ファンやら関連企業(スポンサー、事務所)をポイしといてその言い草は・・・。


ま、あたしにゃ関係ないからどーでもいいけど。

って、無理矢理前振りしたところで、今日のネタはフローリング。

deco00017.jpg

さっそくいってみましょう。
まずは床スラブに枡目を書いていき、交差する部分にドリルで穴を空けていきます。
床スラブの下には、暖気と呼ばれる暖房設備の水道管や、電線の管が埋め込まれている部分があるので、その部分は避けて開孔していきます。

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開孔した穴に細切りにした木材を埋め込んでいきます。ここに釘がささることで床を固定するんですな。

実はですね、当初は以前の家でも使った日本メーカーの東洋テックスのフローリングを使う予定だったのですが、この床への固定方法が変更になったらしく、まずスラブ面の水平仕上げが要求される、と。そうなるとスラブ面が数ミリかさあげされるうえにコストも結構かかる。
そんなわけで中国メーカーの「大自然地板」というメーカーのものに変更しました。
ここのやり方は一般的なやり方なのでスラブ面はこのまま使います。

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で、「竜骨」と呼ぶ骨組みをまず部屋中にめぐらして、先ほど埋め込んだ木片に釘で止めます。

この骨組みの上に床板を張るんですが、これがあるおかげでフローリングの自然な感じが得られるということらしい。確かにスラブ面に直に床板を張るときしんだりせず、非常に硬い感じになるのでこれは重要らしい。

ここで床板を張ったあとに水平になるように竜骨の上面を削ったりして水平調整していきます。(が、これがねぇ・・・後述します)

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今度はそこへ虫除けの木片(樟脳みたいなもんらしい)をバラまき、

deco00022.jpg

防水用(?)の保護シートを被せ、

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ここからがフローリング本番。
一枚ずつ互い違いになるように敷きながら、表面でなく角部分を使って床板と竜骨を釘で留めていきます。

deco00027.jpg

で、まずは最初の部屋ができあがり。

この時点でどうも心配になってきたのが、材料の使いかた。
なんだか後先考えずにどんどん切っていくんですよ。

最後に残された部屋が一番でかくて材料たくさん使うのに、こんな思いつきみたいな使いかたで大丈夫なのか、と。

deco00028.jpg

ちなみに全部終わったあとはこんな状態。

でね、案の定、最後まで終わる前に「材料が足りない、追加で買ってくれ」とか言い出しました。
これね、売り方にも問題あるんですよ。
売るときの計りかたは「全部で何平米」って計算をして、板一枚あたり何平米だからって単純に割り算して、全部で何枚必要ですね、って売り方をする。

床板は組み合わせのためにホゾが切ってあったりするので一度切っちゃうともう残りは使い道がないんです。

最初っから現場へ来てきちんと寸法はかってどこにどれだけ必要か計算してればいいものを、それをやらないので適当になってくる。

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それでもまぁなんとか終了にこぎつけましたけど、どうもね・・・。

以前の東洋テックスに比べて、床板の品質自体はまぁそこそこ遜色ないとは思いますけど、壁と床の境目に貼る化粧板(こっちでは角線って言います)の品質は全然ダメ。
新品の状態で既にへこみとかあったりして。

それと、この工事をする連中のスキルが低すぎ。材料を乱雑に扱うし、一部床板の水平が出てなかった・・・。orz

ちゃんと水平儀を使わず、角線を定規みたいにして当てながら目分量で竜骨を削っていくんですよ。あれはもう全然ダメ。

工事が終わったら終わったで後片付け(梱包材を捨てるとか)せずに自分等の工具だけ持ってとっとと帰っちゃうし。

今さらだけど東洋テックスの方がよかったかも、と涙。
posted by ワタナベ at 12:48| 北京 🌁| Comment(4) | TrackBack(0) | 番外 - 装修 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お次の工程はフローリングですな。
それではおいらなりにチェックを…。
いきなり打ち込みアンカーの変わりに木片すか〜長年踏んでたら緩んできませんかね?(^-^;
そんでもって「竜骨」(日本では根田?)。水平器も使わず目分量っすか?うちの現場なら追い出して出入禁止にしとります(-.-;
虫除けの木片?防虫といえばヒノキ材かな?
それにシートですがこれは防水機能は無いと思います…なんだろコレ?湿気の遮断?
それと根田の間に断熱クッション材は入れないんですね…。
気になるのはフローリングの張り込み作業で、仕上げ材の上に土足で乗っかりながら作業してますよね?
日本の現場なら監督に殴られます(-.-;
張り込み終わったとこからシートとかで養生ぐらいしてほしいですね〜せめて上履きに履き替えるとか。
材料不足の件ですが、うちの場合だいたい施工面積の5〜10%のロスを見ます。
この現場形状なら5%かな…、ロスの出方は職人の腕や気遣いで相当変わります。
それと「角線(日本では木巾木)」みたいな品質問題は製造メーカーの意識を変えないとダメです(^-^;

今回の作業は見てて相当イライラしたのでは?
材料は選べても職人まで選べないですからね(汗
Posted by 新米パパ at 2008年10月20日 15:46
新米パパさん、

かなり前にも書いたような気がするんですけど、中国、特に北京の現場作業者ってのはレベルが低いです。きちんと作業に必要な教育受けてないでしょうし、自分達の評判が悪くても人口が多いから仕事がとぎれることがない。そもそもプロ意識がない。
だって写真見ればわかりますけど、作業着とかないんですよ。で、これが比較的当たり前なのが中国。(サイテー)

この後いくつかの業者の作業も報告していきますけど、今のところこのフローリング施工の連中が一番クオリティ低いです。
(ていうかこれを下回るヤツが来たら完成しない・・・)

本音でいうと、やり方の説明を受けて時間があるなら自分でやった方がよっぽどクオリティ高い気がします。
Posted by ワタナベ at 2008年10月20日 16:05
そんなこと言ったって目の前でリア・ディゾンに「ポイしないで…」なーんて言われちゃっちゃった日にゃ〜もー。
え?私だけですか?あれ?

Posted by クラクラ at 2008年10月20日 23:08
クラクラさん、

あの手の見た目は好みですか。私はどうも・・・あまり可愛いとは思わないかなぁ。(失礼)
そもそも彼女がデビューした時、私ゃ既に日本にいなかったのでその盛り上がり方とか全然しらないんですよ。そのせいもあるのか、比較的冷淡に見てます。
Posted by ワタナベ at 2008年10月21日 09:38
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