なんかね、時間とれなくてなかなか進められないですよ、最近。
で、脈絡もなくまた動画貼るわけなんすが、BBC の Top Gear、数々のバカ企画で大分のおいちゃんを楽しませてるわけなんすが、これは良かった。
セナ嫌いな人も見て欲しい。私ゃセナ嫌いってわけでもないけど、好きってわけでもない。言っちゃうとどっちでもなくて。でも圧倒されたね、この人と動画には。
で、507ね。
このキット、なんだか色々小細工するのに考え込む時間がものすごく長くなっちゃうんすよ。

ま、ここは全然考え込む必要はない場所なんですがね。
シートの背もたれは表裏で二分割になっているので貼り合わせ面をパテ埋めしたあと、エッジに伸ばしランナーを貼り付けてモールパイピングを施しました。
しかし伸ばしランナーなんて何年ぶりだろ。

問題はこれ。
実写のエンジン画像、エンジンブロックのトップにエアクリーナーが二個ついてるんですが、円形のパーツの側面がメッシュになっててそこから吸入する、と。
ところが、

キットパーツはモールドも何もないノッペリした状態。
画像の左側のような状態なわけですよ。
色々考えてとりあえず少しでも変化付けるために溝でも切ってみるか、とやってみたのが右側。これね、側面の高さは 1mm ちょっとしかないので、実際にメッシュを貼るのも難しい。けどそのまんまじゃなんだかわかんない。

更に溝の幅を広げて、上下の縁を極限まで削ってみた。
けど、やっぱメッシュを貼り込むような幅にはならないし、手持ちのメッシュだとすき間が大きすぎてオーバースケールにしか見えない。
で、まぁ、「このまんまでいいか」とか考えてた時にひらめきました。

釣り用の板鉛を 1mm ほどに切り出しましてですね、エッジがめくれるので軽くペーパー掛けなんぞして、薄っぺらい帯にします。

そこへ丸棒やすりをゴロゴロ転がして網目を付ける。
えぇ、とりあえずモールドがあれば実際のメッシュじゃなくてもいいんじゃないか、と思いついたわけですよ。

実際、このスケールだとこれぐらいがクドくなくていいんじゃないですかね。
ちょっと寄りすぎてピンがきてないすね。

ちょっと引いてみたのがこちら。
どーでしょ。ここら辺でもうスルーするのがいいですよね、デモドリさん。
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臓物系は止め時が難しいですよね。
やっぱ真横から見ることを想定してキット設計してないんじゃないかとおもいます。
ワタナベさんもボンネットに納めて、上から見えるところだけちっとだけ、ディテールアップするのがよろしいかと。
でもエアクリーナーの下の機械が全然キャブレターに見えないですな。(爆)嘘す。
半強制召喚にお応えいただきましてありがとん。
真横からは見ない/見えないとしてもボンネット開けるとばっちり見えちゃうんですよねー。実際、資料画像見る前は「このパーツ一体なんなんだろ?」とか真剣に思ってました。んで、どうやらエアクリーナーボックスだと気づいた後も「どっから吸気すんだろ?」とか真剣に悩んでました。「円盤の下側に吸気穴空いてんのかな」とか。これ、マジ。やっぱり機能を説明すべきディテールとかついてて欲しいもんです。
板鉛に棒ヤスリで編み目ってプロみたいなテクニックですね。
でも、これ以上やってると泥沼よ。
鉛にヤスリモールドとは!ズッシリ!でも、その前の削り込み工作も凄い精度ですね!リューターにくわえさせてるとしても、こんな水平には回せません!
エンジン付キットは作るのも見るのも楽しいです!
しかもキチンと削ってる!私だったらそのままかぶせちゃうな。段差がついたら上にフタしちゃう。大きさが変わっても気にしない(笑)でもこのこだわりの工作がワタナベさんらしいですね。
TopGear、最後まで見ちゃいました。
うーん、ボクもセナは好きではなかったですけど、見たあとも好きにはなれないですねぇwやっぱりシュー兄もそうですがブロックがえげつなさ過ぎたり、、ぶつけてチャンピオンとか自分ではありえないんですよね。
必死さが表に出ちゃうのがちょっと・・・
それが魅力という人もいるのかもしれないですが。
「エロばかり」じゃなくて、1件だけポツンとあったんです・・・。
これ以上やるとまずいですか。デモドリさんが言うようにキャブレターに見えないので、スロットル・リンケージでも追加しようとか考えてたんですけど、やめた方がいいかな。
削り込みは電動ドライバ使ってのドリルレースでやりました。
リューターだとパーツの方が大きすぎてくわえ込めなかったせいなんですが、結果正解でした。電動ドライバの方が回転数が低いので「あっ!orz 」みたいな失敗が起きにくいです。
確かに旋盤あったらもっと精度の高い工作が簡単にできるんでしょうねぇ。
もともとモールドで表現するって選択肢は一番最初からあったんですよ、実は。パーツがオリジナルの状態の時に刻み目を入れるとか、パテ塗って半乾きのところの網目押し付けるとか、色々考えたんですけど、どれも無理めだと思ったのでメッシュ部分に相当するところを削ってお茶濁しちゃおうという結論になりまして。
だから、板オモリを貼り付けるところを削ってあるのはたまたま。工作してたらそれがうまいこと利用できたに過ぎないです。
プーリー・・・。www
TopGear の動画、「見れば必ずセナが好きになる」とは思わないですけど、でもアンチセナでも見る価値はあるんじゃないかと思いましてね。
必死さととるか執念ととるか、そこは個人個人の感覚の違いなのでそこが分かれ目なんでしょうね。でも、ドライビング能力の高さは皆認めるところだと思います。
個人的にはハミルトンのキャッキャとはしゃぐ様子が面白かった。www
セナ…好きでも嫌いでもないけど影響は当然受けてますね。1994年のイモラはショック受けたし。
走りに関してはやっぱり一番かな…良くも悪くも。
エアクリいいっすね。金網使うよりスケール感出てますよ。
しかしシンプルなエンジンだ…コード類がプラグコードしか見えない。エンジンと運転席の間にある、洗濯漕みたいなのって何だろ?気になるな〜。
動画、帰ってからじっくり見てください。なかなかイカします。
実車の画像、これね、レストア中の画像なので補器とか配管とかかなりとっぱらった状態なんですよ。エアクリーナーの側面がよく見える画像選んだらこれになっちゃっただけ。紛らわしくてすみません。
洋白線を適当に這わせておけば、それなりじゃない?
動画全部見ました。セナは嫌いだったけど、やっぱり苦手。でもものすごい走りですね。今のレースのペナルティばっかりっていうのも興ざめだけど、アレだったら何が起きてもしょうがない。ただしファンが熱狂するっていうのはそういう部分なんだろうな。
専用のエッチングを使うより、こうゆうアイデアでいろいろと見立てて作るのは大好きです。
こんなのが自分で出来たときにはきっと鼻歌が出ます。
無理に実車と同じ構造にするより似てると思います。
こういうのは「模型的なセンス」ですなー。
鈴鹿でいろいろ見たせいで血中セナ濃度が上がってます、私。
実車画像でもリンケージの形状と構造が確認できるのでなんとか作れそうではあります。
またこうして厄介事を自ら増やしていく・・・。
なぜわかったか、文体と内容から。コメント頂く方は多いわけではないのでなんとなくわかりますよ。
セナ嫌いでもやっぱり動画見る価値はあったでしょ。
多くの人が彼を Great Driver と呼ぶのも無理ないな、と。
いや、もうね、専用エッチングがあるならそっちに走ってますよアタシゃ。www ここまでたどり着くのに脳内シミュレーション2週間位やってましたもん。
で、アイディアが浮かんで実際に手を動かすまでこれまた2、3日かかったり。
鼻唄は・・・出ませんでしたね、今回。w
血中セナ濃度あがってますか。そういえばクラクラさんがフォーミュラ作ったのを見たことない気が。熱くなってる今、おひとつどうですか?
板おもりにモールド入れる手法の難点は軟らかいのであまりベタベタ触ってるとモールド消えちゃう点。おっかなびっくりで貼りましたよ・・・。
エアークリーナーの基部(キャブ?)は手を加えないの?
いや、ワタナベさんならやるよね。
うん、絶対やる。
キャブね・・・気が向いたらってことで勘弁。
このキット色々ツッコミどころ多いので全部やってると消耗します。