中国にきてからこっち海に出かけるとか、プール行くとかこれまで自分ではデフォだった夏の過ごしかたととんと無縁になっちまいましたね。どこかでかけるったって山。
山方面もねぇ、まぁ涼しいっちゃ涼しいんだけど、やっぱりなんか盛り上がらない気が。
やっぱ問題はカミさんと娯楽・レジャー関係で噛み合わない点か。
こんなとこでボヤいても仕方ないんだけどね。
ちまちまとエンジン周り攻めてんですが、なかなかこう劇的な進捗にならないので似たような画像ばっかですがご容赦を。

まずは点火プラグ。
面白いことに排気管の脇に点火プラグがあんですよ、このエンジン。そういえば300SLもシリンダーの脇にあったな。
当時はこれが普通だったんですかね。燃焼効率の研究が進んだおかげでヘッド付近で点火させるようになったんでしょうか。その辺の工学関係は疎いので想像の域をでませんが。

キットには含まれてないパーツをひねりだします。
黒ランナーからドリルレースでそれっぽい形状に。エンジンヘッドの右側にこのパーツが付いてまして、ディストリビュータにつながってます。用途?知らん。www

固定用バンドを洋白帯金から作って、根元を半田で溶着。
最初は瞬着で固定しようと思ってたんですけどね、上手くくっついてくれなかったのでやむなく半田で。半田使うと熱あたえるから本体のプラが影響うけるかと思ってやりたくなかったんですよ。
ま、うまいこと影響無しだったので結果オーライ。これは無塗装でいきます。素材感がそのまま出ててもおかしくないので。

お次!
適当な径の真鍮パイプをこれまた適当な長さに切り出します。

そこへ 0.7mm のドリルを通して、

バイスでギュっと。

軽く潰れたパイプに半田コートして、穴開け。
何に使うかっつうと

プラグコードを通す管にしました。
これまた300SLと同じような方式ですね。あの当時はこれが主流だったのかな。
この方式だとモデラー的にうれしい点がひとつ。パイプに通したあと、出口から同じ本数のコードを出さなくてもいい。つまり間引きできるんですよ。剥き出しだと間引きするのもむずかしいけど、こうやって隠れてるとわかりゃしない。ww

右側も同じようにして、更にさっき作っておいた正体不明のパーツも付けます。
それぞれコードをディストリビュータまで持っていきます。
本数?最終的には適当。ww

あ、それと成り行き上作る羽目になったスロットルリンケージもやっつけときました。
・・・オーバースケールだけど。
どうもダメですね、こういうのは。43のフルディテとか作る人本当に尊敬しますよ。

ここまできてふと「ボンネット閉まるんか?」と。
んなわけで更にパイピングしたエンジンをシャーシにマウントしてボディとあわせてみました。

結果、すげーギリギリ。
これはもう最後の合体時に気をつけないとアカンです。下手すりゃボンネットの裏側削るレベル。
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エンジン、かなり良い雰囲気出てきましたな。エンジンマウントを少し下げたらイケるんじゃね?構造上1mm程度までなら大した影響も出なさそうですし。
私が「海」といえば「家でテレビ」ですからね〜
古いエンジンの持つ独特の雰囲気は今回のパーツのようなものの積み重ねで醸し出されるんですね。
プラグコードカバーは高ポイント!
質感といい雰囲気といい、いかにもエンジンらしくなってきましね〜。スロットルも自分から見ればバッチリな出来(^^)
ちら見しておりましたが、金属加工が綺麗にいておりますな。
フロントグリルといい、エンジンのこの辺のディティールといい、実にうまくまとまってる。
実に雰囲気のよろしいエンジンだこと。
丁稚アップ(?)はセンスが問われますけど、流石いいバランス!真似できる領域ではないですね。
エンジンの塗装の質感も渋めで良いですなー
あれ?バイス同じの使ってるってのはオレちゃんの方では数年前から FAQ よ。そっちの模型部屋だったかスペース紹介記事で見覚えあったもん。
やっぱマウント削ってエンジン落とすか。後ろのドラシャとの接続に影響無ければいいけどね。
お、そちらもレジャー趣味は合わないですか。なんかねー、私の好きな方面行くと明らかに退屈そうにしてたり、飽きてたり、こっちも楽しめないんすよねぇ・・・。
今時のエンジンはカバーされてて整然としてますけど、古いのはやっぱ「ゴチャっ」とした感じすよね。プラグコードカバー(?)は実車画像でも結構ポイントなので外せません。
お、ここにも似たような家庭が。結構このパターンは多いのでしょうか。
エンジンは単体でみてるとやっぱおもちゃっぽいというか模型臭が抜けないすけど、エンジンルームに納めると粗がみえにくくなるのか、陰影が強調されるからか、なんかまともに見えますな。w
エンジン周りはともかく、グリルはどうなるか・・・。
っつーのも、作りなおしてないグリルの外枠はキットのメッキを落としてあるので、全体をメッキ調塗料で塗り直すことになるんですが、うまく違和感なくおさまるかどうか・・・。
エンジンブロックは何重にも砂吹きしてます。1000番のサフ、マットブラック、アルミシルバーの順で吹き付けて最後にエナメルの黒でウォッシング。ヘッドカバーはアルミシルバーではなくメタルカラーのアルミニウムを使って、若干色を変えてます。
画像じゃよくわかんないけど。www
プラグコードが 0.5mm の半田線なのでその辺から逆算して 0.7mm ドリル。パイプ自体は 1.2mm 位かなぁ。忘れた。
テケトーな選択ですよ。
エンジンの塗装は上で書いたとおり。実はエキパイのほうが凝ってます。ライトガンメタ、焼鉄色、クリアオレンジ、スモーク+つや消しクリアとまぁなんだか色々塗ってみました。
色と質感が素晴らしい!
構造なんて誰もわかりゃしませんって…
って、ここ覗いてる人はかなり厳しいかもしれませんが。
スルーしようかと思ったスロットルリンケージ、圧により作りました。あの辺がゴチャゴチャするとキャブレターのモールドがちゃちでも目立たなくなるのでよかったです。
鋳造品っぽさを出すのはやっぱり24より大きくないと難しいですね。これを43でやるとかなりのスキルが必要ですもん。
自分であれこれ作ってみるとエンジンの構造とか仕組みも理解できたり、面白いですよね。
スパークプラグを横から刺してあるのは昔のエンジンは大体そうですよね。今でもバイクとかだと横にプラグあったりします。
最初に作ってる黒いパーツ、単純に考えてコイルじゃないんですかね?
エンジンヘッドにマウントしてあると言うのは、あまり見かけませんが…
私も模型でしかエンジンの構造とか知らないので、詳しいことはエンジニアさんに習わなきゃダメですねw
まぁ森っつうほど迷い込んだ感じはないですけどね。あれも作るか、じゃこれも、ってのはありますね。
黒いのイグニッションコイルですか。昇圧するためのものですよね。コードが一本しか見えないんですけどそういうもんですか。
お久しぶりです。
いや,なかなかエンスーな雰囲気出たエンジン再現できてますね〜さすが!
正体不明の自作パーツは,最近の車のエンジンルームからは姿を消した,開磁式点火コイルですね〜!
ここから出てるコードは1本で正解なんですよ。
そのコードがデスビに入って,そこから各気筒へ分岐って感じですね。
解説ありがとうございます。さすが実車エンスー、よくご存じで。
開磁式点火コイルをキーワードにググったらヒットするのはバイクとジムニー。それだけ見ちゃうとジムニーの点火系って弱いのかと勘違いしそうなほど。ww