2010年11月02日

ホイール小細工

怒涛の二日連続更新!


いやまぁ週末にした作業の画像がいっぱいあるので分割更新てわけで、毎日作業してるわけじゃありませんが。


実際、昨日の晩は新米パパさんから進呈していただいた裏DVDをMP4にでもして携帯に転送、通勤時に楽しもうとか画策してました。

が、ディスクがISO形式で「もしや?」と思ったら案の定VROファイル。
エンコするソフト持ってないので色々調べたりしてるうちに時間が過ぎてしまった。

まー簡単なのは「金だしてソフト買えや」って話なんですけどね。


昨日揃ったブツはまだ会社です。前にも書いたと思いますけど北京はナンバーの末尾番号による制限がありまして、本日はウチの車は運転できない日。んなわけで明日車で出勤して回収する予定です。


さて、続き。

365c023.jpg

この画像はなくてもよかったかな。
ダッシュボードとメーターパネルのパーツ。こいつらは特に加工せずこのまま使えそうです。

とりあえずパーツ構成の紹介って事で。

365c024.jpg

ノーズの下側にはメタルパーツを貼り付ける部分が三箇所。
どうやらバリエーション展開の都合でここは別パーツになってるらしい。実車をみると一体になってるのでパテ埋めして一体処理が必要です。

365c025.jpg

そして週末のクライマックスはここ!

三種類の真鍮パイプを用意します。それぞれの外径・内径がほぼ同じになる三種類。
つまり組み合わせて使うわけですが、

365c026.jpg

まずは外径 3mm と 2.6mm のパイプを入れ子にして、プラ板の積層で治具を作ります。

治具の表に書いてあるのは積層の高さ。2.8mm と 2.6mm の高さ。

365c027.jpg

ピンバイスのケツをテープで固定して・・・

わかりました?そ、六角腐乱時フランジを作ろうというわけです。

365c028.jpg

最初に 3mm の丸パイプの状態の時には 2.8mm の高さの治具をつかって6角の3面だけ削る。
残りの3面を削る時には 0.2mm 分低くなってるので 2.6mm の治具を使うわけ。

オレ、緻密に計算してるなー!とか自分に酔ってみたものの、目論見通りにはあんまいかなくてですね、結局テケトーに削る羽目になりました。

365c029.jpg

それはそれとしてできたパイプをスライスしてみたところ、なんか大きい感じがしたので

365c030.jpg

結局最初からやりなおし。

パイプを入れ子にするのは止めて、外径 2.6mm のパイプをそのまま使って同じ作業を繰り返しました。
右側のが新しく作りなおしたほうね。

365c031.jpg

で、まぁ最初に出した3種類のパイプのうち一番細いのをブスっと差し込んで、

365c032.jpg

ホイールのセンターロックナットにするんですよ。

えぇ、ホイールのスポークが汚いのでまずは真ん中のモールドを切り飛ばして綺麗にしてから別体パーツをつけてみようと画策してるわけですわ。

まんどくさー
posted by ワタナベ at 15:12| 北京 | Comment(10) | TrackBack(0) | Ferrari 365GTB4 Competizione (ST27) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
すげ〜な、これ。
治具まで削っちゃったりしないのかな。
スライスするときによくつぶれませんね。
Posted by わか at 2010年11月02日 15:22
わかさん、

するどい!2種類の高さの治具作ったけど、治具まで削れちゃうので計算通りにいかなかったのですよ。orz

パイプは結構頑丈でつぶれたりしないですよ。
Posted by ワタナベ at 2010年11月02日 15:58
そういや二連荘更新最近してないな…週一でまとめる癖がついてる(^^;
裏DVDですが例の放送をディスクに移そうとすると、この形式でしかダビング出来ないんすよ〜。ちなみにうちではマルチドライブ付きのノートパソコンで視てます。なのでそこから変換出来るソフトがあればと思うのですがどうでしょ?

おお〜見事なセンターナット!これが出来れば社外品なんて要らないっすね〜。
わかさんと同様でカットの際に何故に潰れないか不思議…カッターでコロコロですか?
Posted by 新米パパ at 2010年11月02日 16:08
新米パパさん、

VROにしかできないってのはわかってます。VROは結構やっかいな形式でしてね。パソコンで見られることもわかってます。でも普通のDVDプレイヤーじゃ再生できないんすよねー。
で、変換するソフト、それを探しては試してます。

六角フランジにしても真ん中の丸パイプにしても、この位の外径サイズになると肉厚になるのでカッターじゃ切れないです。
ので、私はリューター+丸鋸で切ってます。
Posted by ワタナベ at 2010年11月02日 17:10
六角に削ったプラ棒を伸ばしランナーの要領で細く延ばして
小さく刻めばボルト頭がいっぱい作れる。。。

な〜んて記事を読んでやってみたけど、これがなかなか・・・
同じ厚さにまっすぐ切るってのが難しいですね。
でもアフターマーケット品を買うと「負け」みたいな気がして・・・
Posted by クラクラ at 2010年11月02日 21:26
おー2日続けて更新とは見習わなければ。。。
ついにワタナベさん節が出てきましたね。
金属で作るなんて漢ですなーでも楽しそう。
Posted by デモドリ at 2010年11月02日 21:36
クラクラさん、

同じ厚さにするのは比較的簡単ですよ。先人(ていうかカミムラさん)のやってた方法で、狙った厚さと同じ厚さのプラ板にその六角プラ棒と同じ径の穴を開ける。
ちょっと長目に切り出した六角プラ棒をはめ込んでペーパー掛け。プラ板にいくつも穴開けていっぺんにやっちゃえば10個でも20個でも同じ厚みのパーツがすぐできます。

もともとは真鍮パイプの長さを揃えるのに使ってた手法ですけど、応用できます。
Posted by ワタナベ at 2010年11月03日 10:07
デモドリさん、

まー二日連続更新ったって、連夜作業してるってわけではないし・・・。

センターロックナットとかモールドが怠いし、その周辺も影響くらって粗いですからねぇ・・・置き換え出来るなら見栄えもちょっとはマシなんじゃないかと淡い期待。
Posted by ワタナベ at 2010年11月03日 10:09
なるほど。削って揃えるってワケですね。
どうもイッパツで決めたろ!とするから上手くいかないんですな〜
Posted by クラクラ at 2010年11月03日 22:18
クラクラさん、

そそ。そのやり方すると断面も水平で綺麗に揃うし。
Posted by ワタナベ at 2010年11月04日 10:28
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