河南省にある古都です。古くは東周から唐の時代まで千年近くにわたって首都だったそうで。北京からはざっと800キロちょっとの距離です。
これがねぇ、古都なんていうと遺跡がたくさん残ってて昔ながらの風情を残す街並みが郷愁を掻き立てる、そんなイメージを持たれるでしょう
が、スットコドッコイ。何しろ古すぎて、何でもかんでも当時のものは土の下なんすよ。そんなわけで、現在の洛陽はというと単なる田舎都市であります。
さて、そうは言っても全く何もないわけではありません。
洛陽から南へ数キロ行ったところに「龍門石窟」というのがあります。
ちょうど、川の両岸に山が迫っているところがあり、皇帝=龍を守る門のようだ、ということからついたこの地名、さらにここにお寺があり、岩肌に仏像の彫刻が施されています。

この写真に写っているのが一番大きなもので全高が17mほどだとか。みごとなアルカイックスマイルをたたえています。
北魏様式だということで、日本の奈良時代の仏教美術にも影響を与えていることは明白。
いや、これで周りの観光客が一人もいなかったらほんとに最高なんだけどね。
荘厳な雰囲気ってのがぶち壊しになっちゃうからさ。
かわりまして、
ハァーーーッ、ハッ、ハッ!

少林寺へ行ってきました。正確には洛陽ではないのですが、洛陽から車で3、40分くらいでしょうかね、割りと近くにあります。
すごいですよ、一人100元もとられました。今日一日で10万人の人出だとしますよね、するってーと、1億元の売り上げ!マジ!?
もう、だめです。少林寺は立派な商業機関と化してます。
実際、お寺の本堂まで入ってみましたけど、仏教としてのご利益があるのかないのか私にはもう判断できませんから。

続いてこちらは塔林。映画「少林寺」でも出てきたはずなので見覚えのある方もいるかもしれません。
要するに歴代の管長だか、なんだか偉い人のお墓だそうで。
そんなものによじ登って記念撮影する輩もいたりして、やっぱりここは中国なんだよねぇ。
ほんと、こういう連中は邪魔だし目障りだから観光に来ないでくれたらいいのだが。
中国観光はこちらの休みと重ならない日程で組まれることを強くお勧めします。


あっしもその昔龍門石窟に行きました。その当時はまだ鄙びた感じが残っておりましたが、今はどうなんでしょうねぇ・・・。
旅行期間が五一だったせいもあるのでしょうけど、それこそ「イモ洗い」状態でした。
石仏の前に柵があっても手が届けばなでまわし、黒光りして彫刻が鈍っているものあり、
石仏のない窪みの前に「登るな」と看板があるにも関わらず、そこに収まって記念撮影する輩ありで、
中国気分満喫しました。orz