2011年01月27日

ボディ・カラー

先日の北京カーモデラー総決起集会にてえてきちさんの今の悩み「道具をどこで入手したらいいのか」についてちょろっとお話したんですが、かなーり昔に私のブログで北京の模型店紹介やったのを覚えてらっしゃいますか?

あの時紹介した店はほとんどなくなってしまいまして、新時模型しかない状態。

そこで!


昔たまに買ってた模型雑誌をまた買って広告欄から模型店を探してみようと思い立ちました。
で、買ってきた「模型世界」の広告欄をみると、何軒か載ってますな。以下、えてきちさん向け情報。

- 新華航模
  西城区北新華街67号(和平門交差点を北へ100メートル)
  ネットショップ http://shop58992024.taobao.com
- 北京天橋模型
  崇文区天壇東路13号崇文体育中心(地下鉄5号線天壇東門駅C出口、道を隔てた反対側)

どっちも雑誌で見ただけなので品揃えとかさっぱりわかりません。

私は去年開通した地下鉄四号線を使うと、新時模型に会社帰りに寄ることが可能、しかも通常ルートと比べて買いもの時間を含めても30分程度しか余分にかからないことが判明。つーことで、サフなんかはやっぱり新時模型でそろえるんかな。
で、575M。

575m008.jpg

これまで箱車、市販車の内装って「どうせ完成後はよく見えねぇし」とか逃げ口上を唱えながらささっと塗り別けて終わり、ってパターンが多かったんですがね、何を思ったか突如「カーペットのもこもこを再現しよう」と。

初めての作業なのでかなり適当ですが、575Mくらい思い入れのない車じゃないとこういう実験はできないよね。wwwww

用意したのは水溶き木工用ボンドと粗めの棒やすりでごりごり削ったエポパテの削りカス、つーか粉。

フロア部分に木工用ボンドを塗りたくって、

575m009.jpg

金属メッシュを「ふるい」代わりに使ってできるだけ均一になるように粉を振りかけ。

つか、何コレ? wwwwwww

まー、最初っからうまく行く位なら誰も苦労しないっすよね。やっちまったもんは仕方ねぇ。最後までやり通してから評価してみましょうかね。この経験もきっとどっかで役に立つさ(ホント?)

575m010.jpg

ライトの部分は本来ボディカラー同色なんですけど、3連になったライトの一番内側がプロジェクター式ではなく通常のリフレクターでギラギラしてます。

セオリー的にはボディ・カラー塗って、ライトの枠塗って、最後にリフレクター塗るのが正しいんですが、プラの地肌が結構綺麗なので、サフすら吹かずにいきなりグロスブラック、スパステのミラークロームを塗ってみました。

575m011.jpg

で、肝心のリフレクター部分にはポンチで抜いた同径のマスキングテープをそっと置くような感じで貼り付け。

この状態からボディカラー塗装します。通常とは逆のやりかた。うまく行くのかどうかなんてわかりゃしませんよ。
吹き漏れがあったら仕方ない、ミラークロームを再度塗装ですね。

575m012.jpg

このキット、比較的新しいので金型のパーティングラインなんかはほんとに目立たないですね。
で、赤い整形色のままだと更に発見しづらい。軽くサフ吹いてみるとリアフェンダーの上面真ん中にこれがあります。変にエッジにパーティングラインを持ってこられると修正時に気を使うのでこの位置はありがたいです。

当て木したペーパーで均せばいいので。

それとフロントのボンネットもそうでしたけど、ボディにデカいモールドがあるリア回りは裏の肉厚部分の影響でヒケが結構あります。この画像でも見えると思いますけどこれまたサフを吹く前は気付きにくいですね。

赤い整形色ってのはやっかいだなぁ・・・。

575m013.jpg

で、あらかた修正が終わったところで本ちゃんのサフを吹いて、スポンジペーパー -> ラプロス6000番まで使って表面の砥だししたとこ。

ラプロスまで動員してボディ表面を整えたのは




575m014.jpg

そ、メタリックカラーだったからなんですねー。

これはクレオスのシルバーをベースにフィニッシャーズのAPブルーをちょろっと混ぜて、なんつーの?ブルーイッシュ・シルバーとかペール・シルバー、みたいなノリを狙ってみた。

フェラーリっつーと定番の赤、黄色と来てまれにオレンジ、白、ダークブルーあたりですかね。なので跳ね馬信者じゃない私は信者が塗らない色に。www

けどさー





575m015.jpg

変な色!

自分で塗っといていうのもナンだけど。wwwwwwwwww
posted by ワタナベ at 17:33| 北京 | Comment(19) | TrackBack(0) | Ferrari 575M (Fujimi) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
他にこの情報を必要としている方がいるのか分からないのに、私がピンポイントで必要な情報、本当に助かります。

昨日酷い渋滞の中自分で運転して新時模型に行きました。
サーフェーサーはとりあえず入手し、気がついたら1/20WolfWR1を買ってました…。

しかしワタナベさんは本当に手が早いですね。
日本で材料を入手したあとは、見習って頑張って作ります。
Posted by えてきち at 2011年01月27日 19:21
この車はブルーイッシュシルバーも似合うやね。
カーペットのモコモコもイイ感じになるんじゃないかという予感。そういや自動車模型インテリア用のパウダーってあるじゃないっすか。メリケンモデラーに密かに人気のふりかけ。あれ、一度使ってみたいんだけど入手機会に恵まれないんだすよね。

 模型屋で思い出したんですが、北京では香港からの通販も厳しいんでありますか?
Posted by @河童 at 2011年01月27日 19:31
あーこの色はオイラがアストン塗った色にソックリ。
英車なら大小問わず文句なく似合う色だよなー
なんて一人で勝手に納得してしまった・・・
モコモコは塗装が済むまでコメントを差し控えさせて頂きマス。
Posted by クラクラ at 2011年01月28日 00:05
模型店がしなびていくのは日本もたいして変わらないですねぇ。
秋葉のボークスがマテリアルの品揃え一番かもしれません。

この色のマラネロどっかでみたような気がします。結構似合いますね。
275GTBのこのカラーリングの車にピニンファリーナだったかエンツオが乗っていたような気がします。
Posted by デモドリ at 2011年01月28日 00:57
4系のフェラーリにはブルーシルバー似合いますよね。もう少しブルーが強いのが純正色なのかな?
私は今、黒いフェラーリがカッコイイと思ってますw
あ、デジカメCCDの中央付近に埃付着してますね。
コンデジだとクリーニングやっかいですね。
Posted by おひつじ@tak at 2011年01月28日 02:59
えてきちさん、

このブログも誰がどこで見てるかわかんないし、せっかく変なトコに住んでるので「ならでは」の情報も載せないと。w
自分にとっての備忘録的な意味合いもありますしね。

WR1入手しましたか。私が行ったのは今週の月曜だったんですが、棚チェックしなかったなぁ。塗料関係だけ、とターゲット絞ってたので。

私はどっちかというと手の遅い方ですよ。今回のキットみたいにいじる・いじれる箇所が少ないと早く見えるかもしれませんけどね。
Posted by ワタナベ at 2011年01月28日 10:40
@河童さん、

カーペット再現用のパウダーね、私もネット上か雑誌上かどっかで仕様例を見て「いーなー」とか思ったクチ。で、同じく入手なんかできないので、今回「なんとか別の方法で解決できないか」と実験に踏み切ったんですよ。

香港からの場合更に敷居が高いです。例の関税法の文面では、課税対象がほぼ同じで免税上限が実は諸外国からの荷物の場合1000元のところ、香港・マカオからの荷物の場合免税上限が800元になってたと記憶してます。余計ハードル高いんですよ。
Posted by ワタナベ at 2011年01月28日 10:45
クラクラさん、

あー、言われてみれば確かにあのアストンもシルバーベースで青み付けてましたね。あの時のクリアブルーってクレオスのですか?
私はあのクレオスのクリアブルーってあまり使いたくないんですよねぇ・・・。というのも、なんか濁った感じの青で美しい青が再現できないので。

私はアストン作るときはシルバーベースの薄いグリーンとかにしてみようと思ってるんですが・・・。
Posted by ワタナベ at 2011年01月28日 10:50
デモドリさん、

日本の場合、代替手段としてネットショップや量販店があるからまだマシですよ。中国だと量販店はない、ネットショップはあるけど信用していいのかどうか悩むし。

275GTBでしたっけ、ピニンが贈与された車。
575Mって275のモチーフ継承してるから似た色が似合うのかも。
Posted by ワタナベ at 2011年01月28日 10:54
おひつじ@tak さん、

純正色ってもっと濃いですか?私ゃ逆にもうちょっと薄いと思ってたんですけど。
http://www.netcarshow.com/ferrari/2002-575m_maranello/800x600/wallpaper_01.htm
こんな感じで。なのでクリアにパール入れて白っぽさ強調しようかと考えてた位なんですが。

黒いフェラーリもかっこいいですよね。先日ガイアの EX-ブラック入手したので、黒い車も作ろうかと思ってたところ。

カメラのゴミ、しばらく前から気がついてたんですけど、どうすることもできません。orz
Posted by ワタナベ at 2011年01月28日 10:59
ペキモさん(でよろしいか?)
私は北京に来て2年になる48才AFVモデラーです。
偶然貴殿のブログを見ました。
私以外に北京に住むモデラーがみえてうれしいです。
カーモデルは作りませんが、情報交換できればと思い書き込みました。
Posted by 西川 嘉保 at 2011年01月30日 14:01
西川 嘉保さん、

ペキモでもワタナベでもお好きなように呼んでください。

AFVは昔作ってましたけど、最近はこっちに来てから作った
http://twbj.seesaa.net/category/1162351-1.html
これ以外とんとご無沙汰してます。2006年だったんですね、これ作ったの。ほとんど完成しかかってるのですが、小物を付けるとかウェザリングをもうちょっとしようとか考えつつもなかなか手が動きませんで。

ジャンルを越えて素材探しとか密輸相談とか色々共通に話せる話題というのはあると思います。今後共よろしくお願いします。
Posted by ワタナベ at 2011年01月30日 16:36
ワタナベさん、

北京の模型店情報です。

天橋模型:トランペッター/ホビーボスをメインに、ドラゴン、AFVモデル、イタレリ、アカデミー等を扱っています。
最近はブロンコやグレートウォールホビーも入ってきています。
日本製はほとんどありません。
塗料、工具もそこそこ揃っています。
エッチング(コピーも)やガレキ(フィギュア)も少しあります。
AFV、飛行機がメインで、車はほとんどありません。
AFVに関しては新時模型より揃っています(タミヤを除く)。
卸のようなこともやっているようで、大量に買っていく人もいます。
表示価格の2割引きです。
春節は7日までお休みです。

新華航模:小さなお店で、品揃えは非常に少ないです。

最近、太平洋百貨店(団結湖近く)5Fに、ドラゴン直営店UML Hobbyが出店しました。
車はタミヤとフジミがけっこう置いてあります。
キットのみで塗料、工具はありません。

以上、私の知っているお店です。
Posted by 西川 嘉保 at 2011年02月01日 18:50
西川 嘉保さん、

あ、わざわざ確認に行ってくださったのでしょうか。それとも以前からご存知でしたか。

天橋模型は塗料も中国メーカーの物でしょうか。以前の経験から複数店舗を回るとそれぞれを補完できることが多かったので新時で買えなかった塗料がみつかるとうれしいかもです。

ドラゴン直営店ですか・・・イカン、「見つからないから」と自分に言い訳してたスーパートムキャットとGT40買っちまうかもしれない。w
Posted by ワタナベ at 2011年02月05日 00:40
スーパートムキャットとGT40はトランペッターだった。ホっとしたようながっかりなような。ww
Posted by ワタナベ at 2011年02月05日 09:36
ワタナベさん

天橋模型には、タミヤ、グンゼ、ガイアの塗料が置いてあります。

天橋模型はトランペッターのスーパートムキャットとGT40があったかどうかは判りませんが、トランペッターの北方総代理店なのでトランペッターはけっこう揃っています。

西川
Posted by 西川 at 2011年02月06日 10:56
西川さん、

天橋模型の追加情報ありがとうございます。
これは一度見に行かないといけませんな。実際、知ってる模型店のなかでウチから一番近いと思います。こういうときブログやっててよかったなぁ、と実感します。
Posted by ワタナベ at 2011年02月06日 16:57
ワタナベさん

天橋模型は非常にわかり難いところにあります。
地下鉄5号線天壇東門駅C出口を出て、すぐ南の交差点を西へ(天壇公園の方へ)渡って、すぐ南の天壇体育中心へ入って、サッカーグランドを左手に見ながら右へ曲り、突き当たりを左へ曲がって行くと、天橋模型のカンバンが見えます。
体育中心入り口のガードマンに聞くと判ると思います。
ただし、明日までお休みです。(私は1日に行って、お休みでがっかりして帰ってきました)
夫婦2人でやっている店なので、2年前から時々来る日本人と言えば私の事と判ってくれると思います。

西川

Posted by 西 at 2011年02月06日 20:56
西川さん、

天橋模型のことは前からご存知だったのですね。
とりあえず緊急で必要なものは今のところないので春節明けの暇なときにでも行ってみます。
Posted by ワタナベ at 2011年02月07日 22:30
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。