2011年07月23日

窓枠とか

いや違うんですよ奥さん!


台風が通り過ぎてからの日本はなんかものすごく涼しいそうで。こちら北京は例年とはちょっと違って雨が多くて蒸し暑いです。普通は乾燥してて真夏でも日陰に入って微風でも吹こうものなら「すごし易い」と感じるような気候んですけどね。


先週は深センにちょっくら出張に入ってきたんですが、これがまぁ疲れました。
ある緊急の用事ができてしまったので2泊3日の出張を急ぎで入れたんですが、北京から深センは3時間のフライトで着ける、しかも国内便なので入出国審査なんて時間かかる手続きも要らない、ということで正味丸2日は仕事できるつもりだったわけです。

が、

初日、朝6時に家を出て8時半のフライトで北京を出まして、これはまぁ順調だったんですが、深セン近辺まで来た段階でアナウンス。

「激しい雷雨のため、広州白雲空港に向かいます」て。orz

深センと広州間は100km以上離れてるんすよねぇ・・・

このアナウンスがあったのが11時半過ぎ。白雲空港に着陸したのは12時過ぎ。ところがこれが緊急の迂回着陸なもんですから、ターミナルには止まらずずーっと離れた、周りには貨物便しかいないような端っこに駐機。そのあとバスの迎えでターミナルに入ったのは1時半。

ここからどうやって深センに向かうかはそれぞれの判断に任せるってことで、選択肢は三つ。
1機体自体はどっちにしても深センに戻さないといけないからそのとき一緒に乗っていく。ただしいつ出発するかはわからない。
2白雲空港から深セン空港まで直通バスがあるのでそれに乗る。所要時間は2時間半ほど。
3広州駅まで行き、そこから鉄道で深セン駅まで行く。

1は時間が確定してないのでなんとも言えない。
2は直通バスがでてる頻度がわからないので単純に所用時間が2時間半とは限らない。しかも自腹。更に空港からホテルまでタクシー30分位。
3は空港から広州駅までの所要時間がよくわからない、おそらく30分位。広州−深セン間は1時間。深センからホテルまではさらに地下鉄で40分ほど。これも自腹。

というわけで多分2と3のどちらも最低4時間は覚悟しないといけない、と計算。

どっちにしても預けた荷物を受け取らないことには移動できないので荷物を受け取ってから決めることに。ところがこれまたイレギュラーな着陸だったせいで通常の荷物受け取り場ではなく、規格外大型荷物預け所まで連れて行かれて待つこと1時間近く。やっとこ荷物を受け取ったのはすでに3時ちょっと前。(えぇ、メシ喰ってませんよ)

予想以上に時間かかったのでまずフライト時間が確定したか確認にカウンターへ行くと「3時半に出発する」て。急いでチェックイン、ボーディング・パスを受け取るもカウンターが単なるチケッティングカウンターだったので荷物を預けられず、セキュリティチェックでコンタクトレンズの洗浄液と整髪料をボッシュート。

搭乗口までたどり着くと3時20分、そして誰も客らしき人影が他にいない。一瞬「乗り遅れたか?」と焦る。
まぁ、結局は後から二人ほど現れたり、搭乗口にいたクルーから「迎えのバスが後から来るので待ってて」とか言われたりで安心して待ってたんですけどね。

なんだかんだで離陸したのは4時過ぎ。通常20分くらいに飛行時間で着くんですが、同様に昼頃の雷雨の影響で離着陸スケジュールが大幅に狂っていたらしく、右旋回左旋回を繰り返して時間調整しまくりで、着陸したのは5時過ぎ。

空港を出てタクシーでホテルに向かうも、今度は帰宅時間とバッティングして渋滞に巻き込まれ、ホテルにたどり着いたのは6時半頃。疲れました。


おまけに帰りの便もこれまた北京が雷雨ってことで搭乗してから機内で2時間待機させられましてね。こなすべき仕事も80%ほどしかできなかった上にクタクタになって帰ってきましたとさ。

ちなみに帰ってきたその晩、家に着いたのは午後8時半。そのあと10時から電話会議というこれまた疲れる日でした。

はい、そして375MM。


375MM060.jpg

フロントとリアの窓枠はボディにモールドされてますけど、サイドはエッチングを使う方式。
しかしこれがまぁエッチングの定めですけど、のっぺらぼうでどうも味気ない。

375MM061.jpg
375MM062.jpg

つーわけで前側の三角部分に洋白線をハンダ付けしてみました。
軽〜く言ってますけど、考えてやってみるのに3日くらいかかってます、ここ。

実物見てるときはあまり気にならなかったんですけど、下の画像見るとフロントウィンドウ、ずれちゃってますね orz

引っぺがして貼りなおしてみましょうか・・・・

375MM063.jpg

内装は、まぁクローズド・ボディなのでちゃちゃっと誤魔化して。wwwwwwwwww


リアに積んでるスペアタイヤのストラップ、わざわざF1用のシートベルトバックルを加工して三叉の金具作ったんですが、どうやらこれ実車は単純にX字形に留めてあるっぽい。orz

もうめんどくさいのでこのままにしちゃいます。


375MM064.jpg

フロントのリベット、やりましたよ、やりましたとも!

虫ピン計50本を挿しました。挿した後ちょちょっと色つけてみました。
posted by ワタナベ at 13:37| 北京 🌁| Comment(6) | TrackBack(0) | Ferrari 375MM (AMR) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こりゃどうもお疲れさまでございました。
自慢の高速鉄道もなんか相当ヤバそうな感じですし
何に乗ればいいのか?命を懸けて悩んでしまいますね〜
リベットお疲れ様です。立体感が増して苦労の効果は充分にあると思います。(激励)
私もはやく今のトラックやっつけて「次」に行きたいです。
珍しく少しモチベーションが上がってきたもので・・・(もちろん次回作の、です)
Posted by クラクラ at 2011年07月25日 07:42
連日例の高速鉄道のニュース続き。そちらの報道で「日本の新幹線は2度の脱線事故でも死者ゼロだ。」とあったらしいけど、それだって中越地震と先日の大震災の地震が原因なんだから比較にもならんだろ?と(-.-;
驚いたのは証拠隠滅に走り、事故車両を既に重機でグチャグチャに解体しちまったという凶行。ほんと恐ろしい国ですな…。
列車にしても飛行機にしても、本当にお気をつけ下さい。

リベット乙です〜。窓枠もポイントが効いてて、かっこいいっす(^^)
Posted by 新米パパ at 2011年07月25日 12:02
いやはや広大な中国ともなれば、移動時間もとてつもない事。でっかいとはいい事ばかりじゃないんですの。それに高速鉄道もね。ニュースに事欠かない国ですな。

窓枠、参考になりました。こういうやり方があるんだって感心しました。なるほどね・・・やってみよう。
それとリベット。こりゃ大変だこと。
GT40のシートのアルミパイプを思い出しました・・・笑
Posted by エル at 2011年07月25日 19:13
クラクラさん、

何に乗ればいいのか、これはもう中国にいる限り長距離に限らず全て危険なので www 割り切るしかないっすよ。社会が政治主導・メンツ主導で動いてるのでどうにもならんす。

実は私もこのキット、早くもギブしたくなってます。このあと控えてる小物類がなかなか厄介で・・・
Posted by ワタナベ at 2011年07月26日 10:07
新米パパさん、

今回の事故処理については批難されてしかるべきなんですが、日本の報道機関の腐りっぷりもよくわかります。
隠蔽・臭い物には蓋式・被害者無視、これ東電の原発対応とそっくりじゃないですか?日本のマスゴミは同じように、いや自国なんだからもっと声高に批難すべきじゃないですかね。でもやってないですよね。
国外事件・事故によって国民の目を逸らすってのも、どっかの国では古典的な手法だよなぁ、とか思います。
Posted by ワタナベ at 2011年07月26日 10:12
エルさん、

一昨日日本から帰ってくるはずだった知合いはやはり天候不順で北京に降りられず、青島へ降ろされ夜11時頃まで機内・空港で待機したあげくその日は断念。翌日帰って来ました。ここのところすごい天気です中国全土。

窓枠の一手間、エルさんならもっと綺麗にできると思います。

GT40のシート・・・あれも修行みたいっすよね ww
Posted by ワタナベ at 2011年07月26日 10:17
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