昨晩は北京モデラー会がありました。
一年ちょっと前に発足したこの会も回を追うごとに会員の数が増えてきました。
が、やはり海外のサークル故の宿命か、駐在などでこの地に来られた方には任期というものがあり、昨晩は任期満了につき日本へ帰る方の送別会ということになりました。
当ブログでもコメント頂いたり、オフ会でも色々と盛り上げていただいたりと大変お世話になったので、何か餞別を差し上げようと思っていたのでした。
氏はしばらく前に WAVE の 1/24 126CK を苦心されながら完成させていたこともあり、僭越ながら拙作プロターの 126C2 を餞別として送らせていただきました。
なんだかんだでこれ4、5年前に作ったものだったんですねぇ。今見ると「あれやっとけばよかった」とか思う部分もある拙いものですが、CKと並べて頂ければ幸いか、と。
で、去る方がいれば来る方もあり、昨晩から新規加入された方も。リンク先は趣味兼仕事の作品ページだそうですが、3Dモデリングのかたわら実物モデリングもやってみようか、ということで加入ということになりました。この方、非常にお若いんですがなんつーかタダモノでない感じです。仕事によってはいつ北京を離れるかもわからないようですけど、末長くお付き合いできればと思います。
あ、冒頭の動画?
前振りとはなんにも関係ないです。wwwwwwwwwwwwww
単におもろかったから貼ってみただけ。w
さて進行状況の方なんですが、製作は進めてるんですがブログの更新の時間がとれない。
んなわけで今回の記事の内容は先週末から今週半ばにかけての話だったり。w

エンジン周りは更にフレックスロッドとラッカーパテの組み合わせで冷却システムをデッチあげてみたり。
ここね、「多分」冷却ポンプなんだろうなぁ、と思ってる部分なんですけど、何しろ資料がないのでそれらしくなればいいや、的なノリで。前にも書いたと思うけどそもそもヘッドカバーの形状、というかサイズが大嘘なので手元にある資料に忠実に作ろうとしてもどっかで破綻しちゃうんですよ。

ポンプと想定した真ん中の部分はエンジンブロックとベルト及びファンの間のクリアランスが足りなくて、そのままでは搭載できないので間に積層プラ板挟んでスペース稼いでます。
今までの反省を踏まえてボディと干渉しないか確認してみたのでここは大丈夫、このままいけます。
全体をクレオスの#8シルバーで塗装した後、エナメルのつや消し黒でウォッシングしてみました。

一旦ここでエンジンから離れて別のことを。
再三書いてるように、このキットはドア開閉可能でそのギミックを残したまま作るつもりなので、開口部及び開けたあとの印象が大事ですわな。
そんなわけでドアのエッジの薄々化を慣行。こういうとこで玩具っぽさを少しでも弱められるならやっとくべき工程すね。

加工する前の画像を撮ってあったと思ったのに、実は忘れてたらしい。
ドアの内張りパーツがございましてですね、こう、なんて説明したらいいのか、ドアパーツよりひとまわり小さくできてて、ウィンドウのところが段差マル見えな状態だったんですね。
「回」の字を想像すりゃいいのかな。サイドウィンドウも内側から貼る方式だから内張りの上側は高さを抑えてある感じだったのです。

ただ、そのまんまだとドアを開けたときモノスゴかっこ悪いわけなのでそのままスルーというわけにもいかず、しばらく実車(といってもノーマル車両)の画像みながら考えてみた。
結果、サイド・ウィンドウはキットパーツでは厚みと歪みが半端なかったので使わないことにし、さらには内貼り方式を止めてサッシにはめこむ形式に変更。
で、制約がなくなったので内張りにプラ板でカバー部分を増設してみた。

これで外側から見たときも違和感ないし、開けたあともチャチさがなくなると思われ。
っていうか、これ競技車両なのに内張りなんかついてたのか?
キットはこの内張り部分にドア固定用のラッチがついてるのでここをオミットするとドアがカチリと閉じなくなっちゃいます。んなわけで実車がどうであろうと内張りは使いますけどね。

今行き詰まってるのはこれ。
ボディカラー。
やっぱりホイール形状の関係もあって、モンテカルロ仕様でいくことにしたんだけど、この青がなかなかうまくいかんのですよ。
画像は試しに吹いて見たもものなんですけど、ダメっすね。明るすぎる。
実物はこの画像より濃いめですけどそれでもやっぱり足りない感じ。どうやってイメージとおりの色に近づけるかな。
しばらくここで悩みそう・・・・
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帰任の為にメンバー減るのは仕方ないとは言え、寂しいですね。
会長の餞別には感動しました。
流石会長です。一生ついていきます(笑
A310、進んでますね。
色は最近ガイアからウルトラマリン?って色が出ましたけど、あれから
調色出来ないですかね?
北京オラザクコンテスト、頑張りましょう(爆
お疲れさまでした。まーアレですよ、完成させておくとイザって時にこういう餞別をお渡しできるわけです。w
ガイアのウルトラマリンブルーね、確かに色見本みるといい感じですね。クレオスの塗料ってどうも濁った感じなんですよねぇ。「色の素」で調色するのがベストなんでしょうけど、北京で売ってるのかなぁ・・・。
コンテスト、まずはベースキットを探すのが大変そうなんすよねぇ。
北京じゃ今年は「ザク祭」ですか?w
A310もサクサク進んでますな。
ボディカラーですが下地に濃紺とか吹いてからメタリックブルーを乗せてみるとかダメですかね?
斑になりそうで難しいか…(-.-;
氏は 1/24 のモノポスト好きなんですけど、たまたまこないだ CK 作ってたんです。あれがなかったら餞別には悩んだ所です。海外の限られた日本人の中で同じ模型趣味の仲間に会えたのはホントに有難い事です。
カラーリングはインプレッサ用のでもいいかなぁ、とも思ってたりしますけど、もうちょっと考えてみます。
まぁ、あっしらの英語の歌もにたような空耳連発なんでしょうねー
パーツのエッジへの愛ある工作って結構後から効いてきますよね。
全体的にがんばったのにエッジが厚くておもちゃっぽいのはもったいないです。
ま、あのキャプションも無理矢理な所ありますけどね。けど、自分で電灯のスイッチ ON-OFF したりするあのイタさが若さを感じますな。 www
エッジは最近のキットだと親切にも最初っから薄くなってるのもあるみたいですけど、さすがにこの年代のキットはもう大らかで w