マヤ暦終了!
というわけで年の瀬も迫って参りましたね。今年は家族連れで実家に帰るので前回のような買いもの三昧はできないっすなー。
ただ、デモドリさんから Racing43 のストラトス、シャルドネ・カラーの引き渡しがあるので、多分3日に息子連れてさいたまにある鉄道博物館に行って、そこで落ち合う&ブツの引き渡しをする可能性が濃厚。
ただ息子は鉄道より車の方が好きなので返すがえすも秋葉原にあった交通博物館の閉館は残念、とともに「てっぱく」で喜ぶかどうか・・・。
まだちょっと流動的ですけど昼前位に現地に着ければいいかなぁ。
はい、そしてスタジオの FW26 、
前回エルさんに「筋彫りが大嘘なのよ」と指摘を受けて、どうしたもんか考えてたんですが、

デカールのコピーをとった紙を切りぬいてプラ板に貼り付ける。
今回使ったのは 0.3mm 厚のですけど 0.5mm でも構わないと思われ。

最初にハサミで切り出すときは大まかに切っておけばいいでしょう。ハサミで切り出す時にデカールのシルバーのラインぴったりに切ろうとするととても難しく、スムーズなラインで切り出せるわけがありません。
大きめに切り出したあと、粗目のペーパーで徐々に形を整えるようにするのが簡単でしょうなぁ。

それを瞬着の点付けで仮止めして、ピンバイスで咥えさせた虫ピンでアウトラインをなぞって筋彫りの下地にします。何回かなぞってうっすら筋が付いたらプラ板を剥して BMC タガネで筋彫りを更に深くします。
最初からタガネを使うとガイドにするプラ板が削れてしまって左右対称に出来なくなってしまうのでご注意。
片側が終わったら剥したプラ板を残りの片方に貼って同じ作業を。

手持ちの雑誌でリア周りのカウル分割が一番はっきり見えるのは、シーズン中の F1 modeling のこの一枚だけ。
結構小さめの画像ですけど、分割線がなんとかわかります。これをもとに今度は

エキパイのシュラウド周辺の筋彫りをやり直します。
ここはもうデカールみたいに頼りになるものはないので自分でガイドになるプラ板を切り出して、さっきのカウル分割ラインの時と同じようにケガきます。

そしてそのシュラウド。
メタルパーツが「ぽこっ」とくっつくだけであんまりな構成。
実車画像でもあるようにシュラウドとその周囲は黒(カーボン色)で、シュラウドと一体になってます。
ここをどうにかしたいので色々考えてましたが、

洋白板にまずシュラウド・パーツを半田付けして、後側に洋白線を更にハンダ付け。
これね、別の資料画像見てたらこう、なんつーか、上からみた楕円に盛り上がりがあるのがわかったんですわ。で、この洋白線を頂点にして後は半田を盛ることでテーパーをつけようか、と。

大まかに切り取ったあと、やすりで形を整えつつフィットするように詰めて行きます。
あ、ちなみに FW26 のシュラウドって大小二種類あるみたいすね。これは形状からすると小型のシュラウドっぽい。けど、結構デカいよね・・・

もう一回り小さくした方がいいのかな・・・。
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この頃のウィリアムズの車、どれも似てそうで実は似ていないんですよね。カラーリングに騙されてる感じです。
どうスジボリ彫るかはそれぞれやり方があると思うんですけど、私は今回これが一番簡単そうだったので。「デカールのラインに沿って」って言うのは難しいように見えて意外とやりやすいのかもしれません。まぁこのあと塗装してデカール貼るまではよかったのかどうかわからないわけですが www