2007年01月15日

ご無沙汰でおま

すっかりご無沙汰であります。

別に人生イヤになって逝ってきたわけでもなく、

カウルパーツを落っことしてあぼーんしちゃったわけでもなく、

ましてやその上に尻もちついてポロリなわけでもなく。

ただひたすら時間がなかったのよ。

bt45111.jpg

すっかり見飽きた絵ヅラなんすけど、

オイルラインを都合六本取り付け、基部をクリアブルーで塗装してアルマイト加工風味にしときました。

bt45112.jpg

おもむろにシート。

シートベルトは今回めんどくさいのでキットパーツをそのまま使います。

実はエッチング製のシートベルト使うのってこれが初めて。

なかなかむずかしいす。で、これまたシートが狭くてきちんとベルトがはいらいないよ、ママン。

bt45113.jpg

えーと、続いてメータパネル。

これまたホワイトメタルの一体成型。バリはあるわ、パーティングラインはあるはで大変なので、自作にチャレンジしてみます。

bt45114.jpg

まずはロールバーを 0.9mm の洋白線からひねり出し、それにあったサイズの計器板を洋白板から切り出します。

で、そこへメーターの穴を開けて・・・・

ってな手順でやったらメタメタになってしまった。

bt45115.jpg

そこで手順を変えて、まずは穴あけから始めてその後大まかに切り出し、ヤスリで形を整える作戦に変更。

なんだかんだで3回目くらいでうまくいきますた。

bt45117.jpg

以前の Tyrrell012 は洋白線を丸くしてメーターリングにしてみましたが、いまいちオーバースケール気味だった反省を踏まえ、今回は真鍮パイプでメーターそのものをでっち上げます。

センター部分が外径 1.8mm、左右は 1.6mm のパイプを使いました。

半田付けした後内径を大きくするために丸棒やすりで内側を削ってあります。

bt45118.jpg

で、あとは丸鋸で一気に切断してペーパー掛け。

このくらい立体感の違うメーターパネルになりました。

え?これじゃただのパイプ?メーター文字盤はどうするのかって?

bt45119.jpg

いえね、いろいろ考えたんですよ。プラ版をポンチで抜くとか、半田を充填するとか。

で、ふと「プラ棒突っ込めばいいんじゃん」と気づきまして、ドリルレースにて径を調整したプラ棒を突っ込んであります
posted by ワタナベ at 23:19| 北京 | Comment(11) | TrackBack(0) | Brabham BT45 (TAMEO) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
すごいすごい。何だかプロの仕事みたくなってきましたよ。(・∀・)
メータパネルのこんな手法、ご自分で編み出したのでしょうか?メモメモっと。
Posted by おひつじ@tak at 2007年01月16日 00:54
またまた楽しんでおりますな。
独自の世界に入っておるのでしょう。
これで1/20を作り始めると・・・・

完成しないのよ、作り込むところ沢山あって。
ポロリスパイラル・・・・・
Posted by エル at 2007年01月16日 06:36
今回もコッタことしてますねぇ〜。
43なので超小さいかと思うので細かな作業ですね。
こういった作業を見ているとなかなか43には手が出ない・・。かな?
Posted by ベルガー at 2007年01月16日 06:42
い〜ね〜。
なんかフルスクラッチで、何でも作れるんじゃないですか?
そうだなぁ、一発目は1/43の三突なんかいいな〜。
Posted by わか at 2007年01月16日 12:26
おひつじ@tak さん、
えぇ、どこまでいってもプロ「みたい」なことどまり。orz
もっと精度を高く、清潔感もってできるようになるとプロなんでしょうな。
メータパネルの作り方は自分で考えたつもりですけど、どこかで見たのかもしれません。肝はパネルの穴開けですね。同じサイズがあるからといってドリルで開口すると穴と穴の間の洋白がねじれます。
小さく開けてから丸棒鑢で徐徐に拡げて行かないとだめでした。

エルさん、
1/20であれば、それなりの作り込み方法になるでしょうネ。
それこそここまでやらなくても洋白線でリングを作ればいい、とか。

ベルガーさん、
43の楽しみ方は人それぞれなので、細かい作業をするかしないかはその人次第でしょう。まずは作ってみたら如何?
Posted by ワタナベ at 2007年01月16日 12:53
わかさん、


だから3突は・・・。orz
Posted by ワタナベ at 2007年01月16日 12:57
プラ棒でなくて切断面を磨いた金属線を埋め込んで計器板にすりゃぁ所謂定番手法と呼ばれるものになるやね。行き着くとこは同じってやつでしょうか。

 1/43の凄腕さんって金属を多用されますけど、プラ材にも目を向ければ色々幅も広がるし面白いですよね。

 鉄道模型の世界では、日本は金属素材からスクラッチするのが定番手法で、アメリカなんかだと建築模型用(プラストラクトとかエバーグリーンとかのアレ)のプラ材でディテールを起こすのが定番なんだそうです。
Posted by @河童 at 2007年01月16日 19:40
@河童さん、
こりゃ定番手法でしたか。どっかで知らないうちに刷りこまれてたかなぁ。

金属棒を使うことも考えましたけど、そもそもそんなに太い棒材持ってないんすよ。それとプラ棒の方が加工が簡単だし。
エッジを立てる様なパーツだと金属の方が比較的簡単に再現できそうですね。

今回のメーター文字盤部分は上からデカール貼っちゃうし、メーターリング部分を金属パイプで作ってるので十分かな、と。

アメリカ人てばブッキーなイメージがあるのに、プラで作っちゃうのか・・・。
Posted by ワタナベ at 2007年01月16日 19:58
ご存じかもしれませんが、エッチングのシートベルトは焼きなましてから曲げ加工すると、かなりピッタリに曲げられますよ!
Posted by 通りすがり at 2007年01月16日 22:58
へ〜、定番なんだ。
ず〜っと製作中断している蒸気機関車C11の計器類を、私もこの方法(金属パイプ+プラ棒)で作ろうと思ってましたよ。
金属パイプはカットするのが面倒なので、自作のアクセサリーに使う、カットされた金属パイプを使う予定でした。
あ、やべ。私も墓穴掘った?>製作中断キット
Posted by わか at 2007年01月17日 11:17
通りすがりさん、
あー、言われてみればその通りでしたねぇ。
知識はあってもいざ、その場で使えなければ知らないのと同じですわ。
既に曲げてしまったので、今回はこのまま行きます。

わかさん、
真鍮パイプなら切断は簡単ですよ。
デザインナイフでコロコロ転がせば切れるし、モーターツール+丸鋸があればそれこそもっと簡単。

つーか、突っこんで欲しいなら素直にそういってくれればいいものを。

  ☆ チン

        ☆ チン  〃  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ヽ ___\(\・∀・)<  C11まだー?
             \_/⊂ ⊂_)_ \_______
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Posted by ワタナベ at 2007年01月17日 14:44
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