2007年01月17日

どんどん置き換え

メーターパネルを作ったことでお気付きでしょうが、コクピット内部の工作に移っています。

これが一段落したらようやく塗装に移れそうですな。

bt45120.jpg

で、いきなりほぼでき上がった状態なのですが、シフトレバーです。

キットパーツはエッチングのペラペラなもので出来ているので、作りなおし。

そのまま使ったっていいんですが、出来ることはやってみましょうということで。

0.5mm 径の洋白線にホワイトメタルのランナーを塊の状態で半田付けし、大まかな形状を出したところでドリルレース。

エッチングパーツのサイズを参考にしながら削り出していきます。

BT45121.jpg

前回 Tyrrell012 ではシフトレバーの基部には洋白の角棒を使ったわけですが、今回はエッチングパーツに倣って真鍮パイプを使いました。

段差を目立たせるために外径 0.7mm と 0.9mm のパイプを重ねて使ってあります。そこへシフトレバーをさし込む穴を開けて、前後方向は分割した二本の洋白線をさし込むと言う寸法。

エッチングパーツと比べると「やらないよりはマシ」ってとこですかね。

BT45122.jpg

更にステアリング。

メタルパーツなのでこれまたパーティングラインがくっきり。それと画像ではよくわかりませんが型ずれが酷いです。

てなわけで、ステアリングホイールの置き換えに初挑戦。

BT45123.jpg

まずは 0.9mm の洋白線にてホイールの捻りだし。

キットパーツの径を測ってから円形にし、切れ目の部分を半田で埋めておきます。

BT45124.jpg

ついにキットパーツを切り出し。これでもう後には戻れない。

いつもこの瞬間が緊張するんですよねぇ。

置き換えとかやってても出来る限りオリジナルパーツをバックアップとして残しておきたいヘタレなので、キットパーツを加工する直前には躊躇します。

BT45125.jpg

先ほどのリングと半田で合体・・・なんですが、やっぱりこの辺りが限界か。orz

画像の状態から余分な半田を削り取ったりしてますけど、なかなかこれは難しいですなぁ。

この真中部分も洋白板なんかで作れば半田付けの際にパーツが熔ける心配もなく融着できるんでしょうけど、かなりおっかなびっくりでやったのでこの程度。

まだまだ修業が必要であります。
posted by ワタナベ at 14:35| 北京 | Comment(11) | TrackBack(0) | Brabham BT45 (TAMEO) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
もはやどれぐらいの大きさのパーツなのかよく解らなくなっていました。先日妻のアクセサリーを修理していてPtのペンダントトップを眺めていたのですが、なかなか素晴らしい造型で感心しました。こういった物を作る職人さんは専用の「良い道具」をお持ちなのでしょうね。興味津々
Posted by クラクラ at 2007年01月17日 17:49
おお、道具ネタ・・・・
先日歯医者さんに行ったときも興味津々だったな・・・

小さいことからこつこつと・・・
目が痛くなりそうね、これだけ小さいと。
よく作りますな、脱帽です・・・
Posted by エル at 2007年01月17日 19:30
F1のステアリングはロードカーよりかなり小さいですからねえ、大変ですよね。

勇者は何度でも作り直します…

がんばって!
Posted by おひつじ@tak at 2007年01月18日 00:50
クラクラさん、
むぅ、これからは大きさがわかるように指先に乗せて写真取りましょうかね。w
彫金細工やる方なんかは良い道具を使ってるのでしょうね。私ゃ「もったいながり」なので昔右も左もわからない頃に買った安い道具を今でも使ってます。良い道具を使えばヘタレな私でもマシなものが作れるようになるのでしょうけど、いざ「買おうか」というときにふん切りがつかない貧乏性。orz

エルさん、
目は痛くなったりしないですなぁ。昼間の仕事の方がよっぽど疲れます。こうして模型いじったりすることで欲求不満解消できてます。

おひつじ@tak さん、
・・・。

それは作りなおせというプレッシャーでつか?
やってみようかな。今度はホイールのセンタースポーク部分からまるごと。
Posted by ワタナベ at 2007年01月18日 10:02
ステアリングのパーツって当たりはずれが激しいですよね。
スケールが小さいと、型ズレは致命的な場合も多いですし。
センター部分は、よく見かける金属板からの切り出し削り出しで
ハンダ付けすると、溶かす心配がないので安心して作業できますな。
また、ハンダ付けに拘らず接着でも、強度がどうとかいう部分でもないですし
良いのかも知れませんね。
Posted by @河童 at 2007年01月18日 13:03
プレッシャーだなんてそんな。
ほんの少し背中を押してあげようかなと。
ステアリング、ちゃんと出来てますからいいと思いますよ。

あれ?@河童さんも何か言ってますよ?
ふむふむ これはご丁寧にやり直しのやり方まで
こまごまと指示されてますな。
ご親切というか、余○なお○○○い
いやいや、勉強になりますw

冗談はさておき(冗談かい!)
やり直しはスキルアップの大チャンスです。
同じパーツを続けて作ると、二度目三度目
かなりいい物が出来ますね。

いや、プレッシャーなんかかけてませんてば。
Posted by おひつじ@tak at 2007年01月18日 18:34
○計な○せっか○ついでに、自分でやるなら

「見て見ぬふり」

これ。ハンドルごとリューターで咥えて
外周だけサンディンングして終了w。
Posted by @河童 at 2007年01月18日 19:27
目をコシコシ擦りながら見ています(ウソ)。しかしでっかいリーマー使ってますね。って違いますね。ほんと、細かな作業。脱帽です(笑)。
Posted by ベルガー at 2007年01月19日 00:27
ありゃりゃ、コメントが伸びてる・・・。

@河童さん、
解説どうも。一応どういう風に作るかのアイディアはあって、解説してもらったのとほぼ同じなんですけど、問題はスポーク部分に被る革巻きをどう再現しようかということ。
地道にデザインナイフかなんかで型を作るしかないですかね。

「見てみぬ振り」も頭をよぎったんですけどねぇ。

おひつじ@tak さん、
やっぱりプレッシャーかけてる・・・。orz
まぁ、もともとやってみようかとは思っていたので全然問題ないですけど。
私ゃこらえ性のないタチなので、やり直しは大抵二度目止まり。三度目ってのは滅多に無いです。

あ、だから上達しないのか。

ベルガーさん、
ボケに突っこみますけど、リーマーって小さいのってあるんですかね。私がもってるのはラジコンやってたときのモノなので、最小径が既に 3mm 位あるんですけど。
Posted by ワタナベ at 2007年01月19日 13:09
リーマー小さいのは無いですよねぇ〜。私も同じようなもの使ってます。ってことはこのステアリングは3mm以下ってことですね。すんごい!!
Posted by ベルガー at 2007年01月20日 19:10
ベルガーさん、
あれ?私、なんか勘違いしてますかね。

私がステアリングの輪っかを作るのに使っているのはリーマーではないです。
ニッパーみたいな握りがあって、先端が円錐形になっている道具です。名前はわかんない。w
Posted by ワタナベ at 2007年01月22日 12:19
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