2013年01月28日

足回り修正

もう1月も終わるんですねぇ、早いなぁ。

あ、ニュースです。

我が北京モデラー会が北京のフリーペーパーで紹介されました。

dscf0480.jpg

いえーい!これでえてきちさんのところにドシドシ入会申し込みが来てるはず!



かどうかはわからんけど。w

一応会長ってことになってる私ですけど、お飾りで実質えてきちさんのおかげで回ってるような会なんですな。感謝感謝。

会員の掘り起こしになればいいなぁ・・・

さて FW26 なんですが、ここんとこ地味ぃな作業が続いてます。

fw26032.jpg

まずはバージボード。
ロアアームの接続部分の角度を変えたせいもあるんですが、そもそもキットパーツのバージボードは形がかなり適当だったのでどっちにしても作りなおしを余儀なくされております。

キットパーツが形状、角度ともに当てにならないとなると試行錯誤が必要になりましてね。
画像のように切り出しては瞬着の点付けで検討・調整、とね。

fw26033.jpg

で、少ない資料を眺め続けてなんとなく形状がわかってきました。
前半・後半に分割して前半部分はこんな感じに上部分が曲がって後半部分との間に気流の経路を作るらしい、と。
となると前半部分と後半部分は別々に作って後から接合した方がいいと判断しました。

fw26034.jpg

接合する時もアーム類との間隔、干渉しないように、てな点に気をつけないといけないので、フロントサスペンション周りの調整も同時にやってみたり。
実車もそうですけど、アームを若干下がり気味にしないとタイヤが接地しないみたいなんすね。
で、そこら辺を調整していくとアームの基部(ボディ側)にすき間が出来るので、修正するためにパテをすき間に詰める。

fw26035.jpg

硬化したあと整形してぴったり収まるようにする。


で、リアの方なんですが、

fw26036.jpg fw26037.jpg

なんていうかもうスタジオのキットってほんと一筋縄で行かないんすよねぇ・・・

ロアアームが短いのでアップライトがとんでもないポジティブキャンバーになったり、ボディとの接続部分の長さが足りなくてスッカスカ。
ロアアームの外側と上下アームの内側をメタルのあまりを使って延長して、まともな状態にしましょう。

fw26038.jpg

修正がおわった状態が上の画像。
一応アップライトは微妙にネガキャン、接続部もきちんと届く長さ。

どうしてスタジオのはこうなんですかねぇ・・・・

fw26039.jpg

で、今はアームを翼断面形状になるように削っております。画像はロアアーム、まだ左側しか処理終わってないのです。

これまた意外と時間かかるのよね・・・
posted by ワタナベ at 18:16| 北京 🌁| Comment(12) | TrackBack(0) | Williams FW26 (ST27) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
異国の地にあってもマイナーな趣味のお仲間が集まれるのっていいですね。私は日本でも田舎住まいだし、そもそもコミュ障なのでリアルのモケトモが皆無だったりします。
バージボード(というか、Fサスの整流板になるのかな?)は全て作り直したのですか?これはかなり骨の折れる作業ですな…おつであります。
最近は近年のF1を作ってないので、こうゆう知恵の輪みたいな構造物にすっかり尻込みしちゃいます。
Posted by おひつじ@tak at 2013年01月29日 02:03
おひつじ@tak さん、

コミュ障ったって共通の趣味の話してると大概問題なくなりますよ?取材時には参加できなかった「日本語勉強している中国人」のメンバーも割りと引っ込み思案な感じな上に日本語もスラスラってわけではないですけど、会合では楽しそうにしてます。

バージボードの一番面倒な点は、資料が少ないことですかねぇ。キットパーツが間違った形状なのは判断できても本当の形状を絞りこむのが難しいです。
今回作ったのも多分間違ってます・・・
Posted by ワタナベ at 2013年01月29日 12:32
おおっ、載ってる!画像の記事が読めそうで読めないのが歯痒い。

同じFW26のキットを積んでる者として、大変乙な内容を読んでると手を出し辛くなります。素組みさえ許されないトラップがアチコチあるようで…。
Posted by 新米パパ at 2013年01月29日 18:05
新米パパさん、

えぇ、わざと微妙に読めないサイズで。ww

まだ完成してないうちに云々は出来ないですけど、ダボ穴の位置がずれてるとか程度なら許すにしてもパーツのサイズが盛大に合わないってのはちょっと「どうか」と思いますね。
スタジオには「所詮ガレキなんだから」って甘えがあるような気がします。
Posted by ワタナベ at 2013年01月30日 11:19
会長、「もの作り、楽しいですよ!」は読めましたw やっぱり北京でも30歳から40代が中心なんですね。頑張って解読しました(笑)

シルバーラインのキットを参考にスタジオの物を作った方が役に立つ部分が多そうですね。普段はスケール的に逆なのにスタジオに関しては例外・・・(^^;
Posted by Yoshitaka at 2013年01月30日 20:37
え 私、全文読めましたが何か?

老眼最強w
Posted by おひつじ@tak at 2013年01月31日 03:04
Yoshitaka さん、

あのコメント、取材時に突然「こういう別枠で写真入るので一言いれる必要があるんですよ」と言われてとっさに。メンバー最年少は20前後の中国人の学生さんですけど、一人だけ。あとはやっぱりおじさん世代ですね。

シルバーラインのは全くノーマークだったんですけど、画像検索してわかったのは、あれは後半仕様ってこと。スタジオのは基本的に新車発表時のをターゲットにしてるので、資料もほんと少なくて困ります。


おひつじ@tak さん、

全部読めちゃったんですか?スゲー www
Posted by ワタナベ at 2013年01月31日 12:23
会長!これで北京制覇です。

FW26というかスタジオのキット なんだか、エライ大変そうですな。今時のガレキや模型って有る程度作り込みや修正の工作自体も楽しみのウチと思いますが、ここまで来ると…w
バージボードの加工なんか記事見てスゲーの一言しかありませんヨ
Posted by Ohtoro at 2013年01月31日 12:50
おやおやなにやら有名になっておりますの。
おじちゃんは別枠になってるんですね。なるほど・・・
っていうか、このキットも凄いことになってるっすね。まじめに作ると痛い目に合うという事ね。
各所に手を入れて、できあがりが楽しみ。
積んでる私はここまで根性ないですよん。自作パーツやらつじつま合わせやらが沢山ありすぎ。
決定的なのはこのリアセクションね・・・笑
これは凄すぎ・・・
Posted by エル at 2013年01月31日 14:52
Ohtoro さん、

今時のガレキっていうとタメオとかヒロとか、精度の高いのばっかりなのでストレスは少ないんですけどね。スタジオのはどう考えても提供する側に製品もしくは車に対する愛情がないんじゃないか、って感じなんすよね。
プレスバージョンベースでもいいからとにかく早くリリースして売り切ればいい的な感じ。


エルさん、

私もできることならこんなに手間暇かけたくなかったんですけどね。エルさんがそっと箱に戻したっていうから「ならオレが完成形を見せてやるぜ!」なんて変な男気出したのが失敗でしたわ。

ここまでやったからには完成させないと。
Posted by ワタナベ at 2013年01月31日 16:21
この記事が載った後、中国の方からえらい片言の日本語で電話が掛かってきました。
イマイチ話が通じないので、「メールで連絡先とか教えてくださいねー」と伝えたところ、届いたメールは押し売りのメールだったです…。

新規会員募集は中々ハードルが高そうです。

が、隠れモデラーを一人見つけておりますw
今度本人に直撃してみようかと思っております。
Posted by えてきち at 2013年02月04日 13:27
えてきちさん、

こういう媒体に個人の電話番号とか晒すのはそういう弊害ありますよねぇ。私は OB 会の幹事やってた頃晒してましたけど、幸い変な電話は・・・あるな。書いてたら思い出した。

あと一昨日髪切りに行ったら、いつも頼んでる理髪師のあんちゃんに「雑誌みましたよ」って言われました。w

春雪後の会に新しい人が参加してるといいですね。
Posted by ワタナベ at 2013年02月04日 15:25
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