ACE モデルが Tyrrell 012 を9種類出すってだけで驚くやら喜ぶやらで大変だったんですが、ウルフモデルも同マシンを7種類出すんだとか。
もうバッティングしまくり。
ラインナップはペキモ・オフィシャル・ショップ(は?)の方を見て頂くとして、
ACE とウルフと比べたら一般的にはどっちの方が出来がいいんですかね。
買う気満々のこっちとしては悩むところなんですが。
なにしろ、ACE なんて見たことないし、ウルフといえばチビの彼氏を持つ背のデカイ巨乳女子中学生のエルさん(違!)に進呈してもらった どうやらブラジル GP 仕様をデカールと箱だけ換えたらしき BT45 なんちゃって Press Version 位しかもってませんから判断できない。
どっちの方がいいんすかね。
そんなわけ(どんな?)で、R202。

リアサスのクリアランスが狭すぎてプッシュロッドが入り切らないので、まずは大ぶりなブレーキ冷却ダクトを一回り小さくします。
見ての通り、左側が削り倒して小型化したものです。

それだけでは収まりませんで、取り付け位置を若干上にオフセットしてようやくプッシュロッドが収まるようになりました。

あ、ついでにアッパーアームも若干手を加えました。
実車をみると上方排気にお約束の遮熱シートが貼ってないんですな、この車。
その代わりにアームの一部が分厚く整形されてますので、プラ板を貼って角を落してそれっぽく仕上げよう、と。
サス類に飽きて来たので別のパーツ、

カウルサイドに取り付けるフィンなんですが、メタル一体のパーツになってます。
これがまたカウルに取り付けると合わない、合わない。
加えて一体なのでエッジ部分もちょっと分厚くて興醒め。

つーわけで、マスキングテープを貼りつけて油性ペンなんかでエッジをなぞって形状をトレース。
はい、金属板で作りなおすわけですな。

今回使ったのは 0.2mm の真鍮板。
洋白でなく真鍮なのには、全く意味はありません。
たまたま手もとにあったから。てへっ。
大まかに切り出した真鍮板を一度半田で貼り合わせてから、トレースした形状に削りだしていきました。
今回はね、もう、ほんとに金属の削りカスがバンバン出てます。
削りだした後コテで熱してバラバラに戻すんですが、これがもう時間かかりました。なにしろ合わせ面に半田を乗せて密着させちゃったので、なかなか矧がれませんでした。
格闘すること15分、諦めてやり直そうかと思ったらやっと矧がれてくれました。
こんな感じでゆるゆるとやってます。
着実に・・・
ハンダペーストなるモノでこいつをやったことがあります。固まったまんまでした・・・涙
キット作ってるのかセミスクラッチビルドで別車両に改造してるのかワカラン状態でやんすね。
こういうのを見てると、益々スタジオのキットを製作する意欲が減衰してしまいます。でも完成したのを見るとやる気になってしまうんですよね。困ったもんです。
あぼーんする率は割りと低いので、進めることは進めるんですけどね。何しろ時間かかりまくり。
@河童さん、
この手のキットは結局スクラッチの「芯」でしかないってことですかね。
このサイドのフィンもわざわざメタルの一体で抜かなくても、エッチングで用意してくれればもっとシャープになるのに。
コストの関係か、やる気の問題か・・・。