昨日の夕方北京に戻って参りました。そんなわけで模型ネタはありません。そんなわけで中国ネタ。
こちらでは正月に髪を切るのは金運に悪影響がある、とかで大晦日までに切っとけっつーことらしいのですよ。
うちの奥さんも土壇場になって髪を切りたい、と言って大晦日にあたる17日に美容室に行きました。
っつっても、実家に移動した後なのでどこにどんな美容室があるのかよくわかりません。家のまわりをうろついて入ったところで切ってもらうことにしました。
私は切る必要ないので店内で暇つぶしにそこに置いてある雑誌なんかをパラパラ見たりしてたんですが、そこでエラいものを発見。
過去、文脈的によくわからない日本語をみつけたり、
意味不明なブランド名にされてる日本語を見つけたりしては紹介して来たんですが、
これは最強!

既に日本語として原型をとどめていない!
要するに髪形カタログなんですが、「パーマヘア大全」つー感じですかね。
日本語をちりばめることで「イケてる」感を演出しようと言うことなんでしょうけど、ページをめくるとそりゃもう「ありえねー」髪形のオンパレード。確かにこっちでは見かける髪形なんですが、日本だったら絶体存在しないようなのばっかり。
写真とっておけばよかった。
あれが日本で流行っていると勘違いする人がいるかもしれないと思うと戦慄すら覚えますた。
何か意味があるだろうかと暫時解読してた私はorz
まあ日本人も昔はメチャクチャな英語をデザインとして使ってたらしいですから…
「イアぶぬ岩型社」って社名もインチキなんですかね。「剪岩」って字もありますが、この「岩」みたいな字は「髪」でいいの?
ついでに下の英語もメチャクチャな気がするんですけど…
voL.02は、多分ないな…
日本でもめちゃくちゃな英語をデザインとして使ってたというのはいつ頃の事なんですか?ここに住むものの感覚としては、今の中国(北京)の情况は昭和30年代後半から40年代という感じなんですけど。
「岩」のように見えている字は「髪」の簡体字です。
一番下のアルファベットは、「爆炸髪型」の中国語読みをアルファベット表記したもので、日本語で言うヘボン式ローマ綴りに当るものです。なので、英語ではないです。
でも、「Bakuhatsu Kamigata」と表紙に書かれた雑誌が日本にあっても「なんだ、これ?」ですけどね。
ちなみに右横の縦書の漢字は、訳すと
「爆発系のホットな髪形大全書」
ありえね〜。
こんなののオンパレードでしたよ、中身は。
現物がぜひ見てみたいもんです・・・。
あー、早く北京に帰りたい・・・
あ、やっぱり腰砕けます?これは某老舗の経済開発特区で見つけた物件なんですがね。
私としてはカタカナ部分がどうも発音的に韓国語っぽい気がしてならんのですよ。さぁ、声に出して読んでみましょう。
コンビニなんかで油売ってないで、戻っていらっしゃいな。ってゆーか、戻る予定があるんですか?
予定は未定ですな。
ってかまずは出向先から戻ることが先決です(切実)。
駐在員でない私はその気になればいつまででも待ってますよ。