先週日本に行ってた事は前回書いたのですが、滞在最終日に実家で出発準備をしていると母が
「あんた文庫本とか読む?」
と。まぁもともと本読むのは好きだったので「読むけど、なんで?」と返事したら「これ。すごくよかったから。読んでみない?」と。
で、渡されたのが
「永遠の0」
一気に読みきったのですが、確かにミリオンヒット&ロングセラーになるだけの良作。ちょっと本筋から外れてしまうのですが読みながら思った事は、海軍上層部と前線の乖離の記述が全く異なる現代の状況に当てはめられるなぁ、と。例えば自分の勤める会社では下っ端がどうにもならない状況下でがんばっているのに、経営層は何十億と報酬をもらい株価ばかり気にして正しい投資をしない。低賃金に嫌気がさしてスキルのある連中が辞めてくなか経営層は「代わりを雇えばいいだろ」と、人数でしか考えない。給料が安いとなると雇えるのは練度の低い連中ばかり。
TPP 参加なんかも同じ図式な気がするんですよね。
ま、それはそれとして、この本はお薦めです。ちょっと終盤のご都合主義っぽい感じが気になったけど。
あ、そういえば映画化される(た)らしいすね、これ。でもあのストーリーを映画で再現できるのかなぁ。尺が短すぎないですかねぇ。単純な恋愛映画になってたらつまらんな。
で、一体どうしたことかまたまた模型の進捗。
ったって大したことはないんですけどね。

ボディに付くフィンの下側を接着しました。
塗装とか砥だしを考えると余計な突起とか張り出しは少ない方がいいんですけど、塗装後にこれを接着するのはかなりリスクになるのと、後端部分がカウルとツライチになってなければいけないのでパテ埋めは必須。
ということで先に接着しました。カウル側に筋が切ってあってそこに填め込む方式にしてありましたけど、そこへ瞬間接着剤を流し込んでガッチリ固定。

こないだやっつけたウィングレットなんですが、ダボ穴にはめてみると下側にすき間ができる。
カウル上面が後方に向かってなだらかに降りていってるのにウィングレットの接続部分がまったいらだからこうなってしまうわけで。

この接続部分のカウル側にマスキングテープを貼って、

ウィングレット基部にポリパテを盛ってムギュっと。
硬化後、マスキングテープが貼ってあるのでポロっと簡単に外れます。んで、はみだしなんかをやすりで落とせばバッチリです。
それに比べると他の小説がつまらなく感じてしまう今日この頃です。
自分はワタナベさん、デモドリさんと違って全く活字を読まないんですよ。小さいころから愛読書は図鑑とかひたすら消防車やらバスの写真がたくさん出てる「おとな向け」の本でしたからw
つか、なぜデモドリじゃないんだ?ww ariya さんが読後感想書いてたのは知らなかった。なにしろお薦め本があっても入手が簡単じゃないからスルーしてた。w
Yoshitaka さん、
前々回の記事タイトルと同じだったので「その2」を追加改変しました。ポリパテって硬化剤を混ぜるじゃないですか。なのでストラトスに使った時に余ったのでこいつにもちょこちょこっと使ったわけすよ。w
私だって読む本は基本的に推理小説とかけっこう偏ってますから、読書好きといってもタカが知れてます。