2014年08月04日

クリアコート

日本はなんか全国的に暑いみたいですねぇ。

今月で北京生活も丸10年になる私なんですが、どうも今年の北京はいつもより蒸し暑い気がします。
ていうか、あれか、PM2.5 のせいで息苦しく感じるだけなのかな。

tz2128.jpg

前回塗装が荒れてしまった部分の修正をしました。

修正はまぁコメントで示唆されたのとほぼ同じやり方ですわ。使い古しのスポンジペーパーの緑で荒れた塗膜を均して、薄めに溶いた塗料をもう一回吹き付ける。

ペーパーで均すのもいいんですけど、ボディ形状的にはスポンジペーパーの方が都合がよくて、でもまっさらのスポンジペーパーだと削れすぎちゃうので一度使って洗ったやつを使用しました。ケチ臭い以外にも削れ具合をコントロールする意味でも複数回使用のスポンジペーパーってのは必要だと思いますよ。

tz2129.jpg

んで、デカール貼りに移ったわけなんですが問題発覚。
合計4台分のライセンスプレートのデカールが用意されてるんですけど、肝心の #126 用の UD 121002 がないってコレどーゆーこと? orz

しょうがないのでこれらのうちのどれかを適当に貼るしかなさそうです。

tz2130.jpg

それと識別用の黒マーク、ノーズの部分のは微妙にサイズがあわない。
左フロントフェンダーにあるマークも形が嘘なので、これまた使用を断念。あとで塗装で頑張ることにしました。

tz2131.jpg

とりあえず貼れるデカールは全部貼り終わりました。

ほんと数える程しか貼るものないからあっさり終わり。一つだけ、ルーフのナンバーのデカールが数字と数字の間のニスがうまいこと密着してくれなくて、2、3回程デカールソフターをビシャビシャに塗って放置を繰り返してなんとか対処したのが難関だったかな。


tz2132.jpg

その後いつものようにクレオスの缶クリアーで砂吹き経由のドカ吹き。

多分この後は乾燥を待って砥だしに移れるかな。このクリアコート、「コツは慣れ」としか説明できないすよね。
よく「どのくらい厚吹きすんの?」みたいな質問を巨大掲示板なんかで見るけど、説明しにくい。

tz2133.jpg

私なんかはこの画像で見える位にしか吹かないです。

デカールの段差はこんなにくっきり見えてて大丈夫なのか、と思われるかもしれないですけど多分ギリ大丈夫。

tz2134.jpg

あぶないなーとは思ってたんですが、予想的中でここは筋彫り埋まってます。

筋を深くしたかったんですが、ここはやりすぎると突き抜けそうだったので控えめにしていた結果、やはり・・・orz
posted by ワタナベ at 18:12| 北京 ☔| Comment(10) | TrackBack(0) | AlfaRomeo TZ2 (Provence) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
だいぶ進んできましたね。これは完成が楽しみです!

クリアに関してはちょうど同じようなことを考えてました。
最近「アレ?何回重ねたかな?」「まあいいやこれくらいで」と適当にやっても、感覚でそこそこ上手くいくようになってきました。
デカールの段差で判断することは多いかな?
中研ぎ後にオーバーコートするようになってから、その辺の調整が少しやりやすくなったかも。ただしそれを言葉で説明するのは難しいですね。

自分のクセもあって、どうしても薄くなったりザラつく部分は出てしまうので、全体を均一に出来るかどうかが今後の課題です。

1/43は塗膜の厚さの影響も1/24とは違いそうですね。

クリアは缶を使う人が多いですが、細かいところが難しいので、私はエアブラシのみです。缶スプレーはコストがかかるというのも貧乏人には痛い・・・手軽さは魅力なんだけど。
Posted by きよみ at 2014年08月05日 07:10
きよみさん、

みんなそれぞれのやり方とかコツみたいなのをそれぞれに持ってるものですよね。これはなかなか伝えるのは難しい。
私はザラつく部分というのはあまり出ません。というのも本当にタレる寸前までドバっと吹いちゃうからです。缶スプレーを使う理由はいくつかありますが、

1. 手入れの必要がない(時間を置いて砂吹きするから)
2. 砂吹きがしやすい(吹き付けをプシュプシュ細かくやる)
3. ドカ吹きに適した粘度(ブラシだとコンプレッサーの圧が低くてシンナー多め)

こんな感じです。
いつもの手順だと缶でコーティングして中砥ぎして、最後の仕上げクリアだけエアブラシですね。
Posted by ワタナベ at 2014年08月05日 10:06
ナンバー・デカール、せめて"2"が2つあれば切り貼りできたのに、ここに来て勿体ないというか…。 転用できそうなデカールなどあると良いですね。

1,5枚目の写真はライトの当たり方効果で大きく見えます。それを狙った写真ではないでしょうが、陰影がとてもステキを醸し出してますな。

クリアの厚みはよく判りません。 ブラシでもカップ〇tで〇回という表現を見かけますが、同等の容量で試しても少なく感じたりします。
結果厚吹になっているのだと思いますが、そこが感覚なんでしょうね〜
Posted by Ohtoro at 2014年08月05日 13:16
Ohtoro さん、

あー、切り貼りかぁ。それは思いつかなかったなぁ。でも、同じサイズで 2 が見付かるかなぁ。一個は同じ台紙上にあるけど、もうひとつ・・・

お察しの通りその二枚の画像は塗膜表面の具合を見せるのが主眼だったんですけどね。ただ、いつも完成時の目標にしているのが「本物に見せるのは無理だけど実際のスケールより大きく見えるように作りたい」なので、今のところ順調だと自己満足。w

私ゃ塗料の量を計ったりなんて事はやったことがないですねぇ。希釈も全部目分量だし。変なところで大雑把な正確なんですわ。w
Posted by ワタナベ at 2014年08月05日 14:30
デカール切り貼りは私はしょっちゅうやっているので、すぐに思い浮かびましたw
「3」を逆さまにして、チョチョイとタッチアップすると「2」のようなカタチになりますかもよ。
まあジャンクのデカールの中に何か使えるのあればそれで良いですけどね。
Posted by おひつじ@tak at 2014年08月05日 20:59
おひつじ@tak さん、

確かに tak さんはやってましたね。3を逆さまにして、ってアイディア、じっくり書体みてたら確かにできそうな気がしてきました。
しかし、あんな細かいの書けるかなぁ。白と黒だから色あわせは難しくないですけどね。
Posted by ワタナベ at 2014年08月06日 10:41
意外と4を2にコンバートするのもアリかもしれません。右上のやつを使えば、右端2つの数字を加工するだけで使えそうです。
クリアのかけ始めって全製作工程の中で自分が一番躊躇するところです。気づけばうちの机の上に幾つもの作りかけが・・・しかも埃かぶってるし・・・どうしましょう。。。
Posted by Yoshitaka at 2014年08月06日 18:14
Yoshitaka さん、

そうですね、UD 14 1003 のデカールをベースにして修正するのが一番簡単。頭のなかではシミュレーションしてますんで、切り貼りで対応します。
クリアのかけ始めが躊躇するってどういう点で躊躇しちゃうんですか?
Posted by ワタナベ at 2014年08月06日 18:27
うーん、なんていうんでしょう?クリア掛けちゃうと後戻りできないぞ…みたいな緊張感ですかね。デカールがちゃんと密着してるかどうかの確認やら、ホコリがちゃんと除去できてるかとか…そう言うのを気にしちゃう結果、クリアの前に変な(=本当は不要な)タイムラグができちゃいます。
Posted by Yoshitaka at 2014年08月08日 19:16
Yoshitaka さん、

あーなるほどね。でも、そういう躊躇というか丹念な準備ってのは綺麗に作るのに必要なステップですよね。
Posted by ワタナベ at 2014年08月11日 14:36
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