
またしてもなぜかこんな写真。
察しのいい方はわかりますね。はい、またしても日本へ帰国になった知合いから譲り受けました。
前回のキャストの材料やらを譲っていただいた方は8月に帰任ということでまだ時間があるのですが、今回の方は6月末で既に帰国済みになってます。
そもそもこっちで「休みの日とかやることないんすよねぇ」と言われて、模型作ってみたら?と勧めた友達なんですが、一通り基本的なものを揃えたところで予定外の帰任の報を受けたということで、まったくの手つかず。
キット自体は日本への荷物に入れたようなのですが、塗料は無理っぽいということで受け取りました。
どんどん減っていきますねぇ・・・・

ギアボックスエンドには縦にパーティングラインが入っていてなかなか厄介なことにこの段差が結構目立つ、且つでっぱりモールドもあって消しにくい。
とりあえず、ボルトの頭を模したモールドは取っぱらってできる限り段差を消してみたんですけど、いまいち取りきれてない。こういうのってみなさんどうしてるんでしょうね。
やっぱ地道にペーパー掛けつづけるんでしょうか。

さてこれまで先伸ばしにしてきたこのキットのクライマックスと言ってもいいメッシュ部分の穴開け。
キットは単純にメッシュ模様のエッチングを貼り付ける仕様になってます。これはサイドの2箇所もファンネル上も一緒の処理。
サイドは我慢できるかもしれないけど、やっぱファンネル上は抜けてないとねぇ。
あ、先伸ばしにしてた理由は単純で、このメタルは割りと簡単に変形するので開口して強度が下がった後であれこれいじりたくなかったから。なのでボディいじりはこの部分を最後にしようと決めてました。
(また後でいじらなきゃならない事態が発生するかもしれないけど)

で、まずはファンネル上からズガーン!
3隅をドリルで貫通させてから糸のこでゴリゴリと切り落とし。
もうこれで後には引き返せない。ポイント・オブ・ノーリターンってやつですな。
これ、キットもってる人はわかると思うんですけど、分厚いメタルの塊になってるのでなかなか面倒な箇所です。切り取った後、できる限り薄く見えるように削いでいかないといけないんだけど、刃を入れるのにもちょっと角度的に難儀します。

で、メッシュをどう填め込むかアレコレ考えたんだけど、いまいち妙案が浮かばない。なのでやっぱり枠を作ってそいつをメッシュにハンダつけして外辺を切り落とす戦法で行くことに。
ところがねぇ、この枠を作るのに難儀しましてね。見ての通り開けちゃった穴に合わせる感じで洋白線を曲げてはあて、修正してはあて、ってのを繰り返してやっとこそれっぽいものを作ることには成功したんですが、これだけで3日かかりました。
いやもちろん72時間ぶっとおしってわけじゃないですけどね。途中で飽きるんですよ。で、集中できないと思った時点で翌日に繰り越してたので、3日かかったわけ。

で、これじゃ効率悪すぎてイカン、ということで別のやりかたを試すことに。
2番目の画像みるとわかりますけど、開口部とエッチングがパチピタじゃないですか。ってことに気がついて1辺づつハンダ付けして曲げていくことにしました。

4隅を曲げ終わったあとにハンダを落としてキットに当ててみるとアラ不思議、いや不思議でもなんでもないけど、狙い通りぴったりなサイズの枠ができました。wwwwww
最初からこの戦法でいけばよかったすね・・・

今度はその枠をメッシュにハンダ付けします。
手持ちのメッシュは #50、#100、#150 の三種類。ファンネルが透けて見えるギリギリの番手は #100 だけど、もうちょい広い方が本当はいいんだよね。かといって #50 では広すぎるので #100 を使いました。
枠をマスキングテープでメッシュに固定して、枠の外側だけ半田が流れるようにします。

外側の余分なメッシュとハンダを切ったり削ったりして形を整えていって、画像だとまだあと一歩ってところだけど、大体こんな感じになります。
こんなのもエッチング王子の手にかかれば「エッチングメッシュ?軽い軽い!」なんでしょうな。
パーティングラインは地道に削ってる派。ペーパーとかスティックやら棒鑢でグリグリと。
キット持ってるので何となく予感はしてたけど、やっぱりファンネル上の抜きは、結構面倒なのね。ほんと分厚いから(-.-;
なるほどラジエターのとこはこうするといいのか。
エッチング王子wもうすっかり43モデラー(^^)
もう帰ってきましょうよ。<って簡単に言うな!ですよね。。。
直近に二人とは流石に寂しいですな。
取り切れていないというパーティングラインが見えまへん。既にスルー力も身に付いているようですw
メッシュはエッチングできませんよ(キリッ
ので、ペキモさんの方法が正解かと。
三角形の枠を作る時は長辺を先に揃えて短辺で合わせると形が調えやすい。というのがオイラのやり方ですねー
帰還ねぇ・・・(遠い目
やっぱり地道に削ってくしかないですかね。もうしばらく足掻いてみましょ。
ラジエター処理は人それぞれのやりかたがあるので色々見て自分にあったのを採用するといいんじゃないですかね。私は Studio_Rosso さんの処理を見たかったんですけど、探せなかった。あと tak さんのは工作部分スルーしてあったのでよくわかんなかったです。
@河童さん、
売買停止は実際やったみたいですね。まぁあんまり興味ないし自分にはほぼ影響ないからどうでもいいと思ってたり。落ち幅が云々言われてるけど、3ヶ月前の水準に戻っただけでつまりこの3ヶ月の上がり方が異常だったとも言えるんだけどね。
demobird さん、
そ。そんなに簡単には帰れないんですよ・・・
Ohtoro さん、
更に昨日微信で連絡あったんですけど、もう一人模型仲間が北京事務所畳んで天津に移るって。orz
パーティングラインはまんなかのホームベース型のでっぱりの下あたりが取りきれてないんです。
三角の枠で苦労したのは各隅のカーブなんですわ。うまい角度と曲率に合わせるのに苦労したんです。エッチングでメッシュは作れなくても枠は作れますよね。それだけでもかなり精度があがると思われ。
メッシュの処理のブログは一番最初のジオシティーズの物だったかもしれないのですでに無くなってしまったかもしれません・・・。
2004年からほぼ毎日更新でブログをやっていますといろいろ有りまして途中でサービスが無くなってしまう事も有りましてなかなか苦労をする部分でもあります。
ファンネルの上側のメッシュですが確か同じ方法でくり抜いたと思いますが、私は凹みの部分の縁を少し残して穴を開けたと思います。
その凹みの部分にメッシュを貼付けたと記憶しています。
実車の画像を見たときにメッシュの金属線の縁が見えなかった事から裏側からメッシュを取り付けていると判断したのです。
この縁はなるべく最小限の幅で残さないとファンネルが見え難くなってしまいますのでこの辺りが作業のポイントではなかったかと・・・記憶しているのですが・・・。
召喚してしまいました。
そう、ログが見付からなかった理由は大体見当がついてました。
メッシュの張り方の方法は、もう一度練り直してみます。この方法だとやはり枠線が非常に目立って今ひとつすっきりしないので。ただ、いくつかヒントを頂けたので頭の中にあるアイディアをちょっとずつ検証しながら作ってみます。
私はエッチングのメッシュを貼ったので、こうゆう面倒はありませんでしたよー。ファンネル上部のはゼツモのアフターパーツでフチ付きのエッチングだったし。ちなみにフチ無しのエッチングもあってどちらか選べるようになってましたが、フチ付きのほうが精密感出るような気がしました。Studio_Rossoさん同様、少し段差を残して糊しろにしました。
ラジエターのほうは糊しろも作らず、大きめに切り抜いたエッチングのメッシュのフチを一列分曲げて本体の断面に接着できるようにしました。
今見てみるとラジエターのほうは残念な出来です。今だったら、本体の枠を金属板で作り直して裏からメッシュを貼るほうが良いかなと考えますが、メタルを出来る限り薄々にしたほうが早いかな・・・まあ妄想だけなら色々広がりますw
手の掛かることやってる割りに効果がないっていうね
ゼツモさんからこれ用のメッシュなんか出てたんですか・・・。私はナンバー用テンプレートは持ってますけど、それだけ。
いま、メッシュの貼り方を色々脳内シミュレート中です。どういう風に処理するかお楽しみに(と自分でハードル上げちゃう発言)。