で、某 SNS で絡んで頂いてる方々は恐らく「アレ」を作ると予想されてますよね?まぁ、その後の色々により再来週に日本へ行くまではちょっと進められないことが判明しましたので、アレは無理。
お手つきの紅白セリカは、あのあと「複製しようそうしよう」と思い立ったのですが、シリコン型を作るときに使う土台(?)用の粘土が入手できていないのでこれまたお預け。これまた日本で粘土を入手しようと思ってます。シリコンもレジンも離形材もあるんだけど、粘土だけがないのよね。
セリカを複製しようと思い立ったのはまぁ練習の意味もあるんですが、やっぱり真ん中でぶった切ってプラ板を挟んでるせいでスジ彫りとかやりにくいんですよね。あと、いくつか分離させたい部位があるので複数個コピってぶった切ったりしたい。
で、どれも手を出せない状況なんですがどうしてもこのモチベーションを昇華したいので別のキットを取り出しました。

こちら。MICROSPEED っていうメーカーの Ford Escort 98 年の 1000 湖ラリーのもの。バタネン先生ですね。
これは今からちょうど8年前に頂いた代物で、自分としてはもの凄く思いいれがあるというわけでもないけど、頂いたからにはいつか作りたいと思ってたわけです。で、さくっと作っちゃおうかなというわけでチョイス。



で、肝心のキットですがご覧の通り全体的に「モヤッ」とした出来。インテリアは特にその傾向が強いですねー。ボディ周りはまだマシなんですが、スジ彫りとかはヨレヨレ。
ボディカラーが黒なのでヨレヨレなスジ彫りでも目立たないので彫りなおしなんてめんどくさい事はしません。深くはしますけどね。
ボディは前オーナーによって一度ペーパー掛けしてあるので若干シャキっとしてます。


細かいパーツはメタルとエッチングで用意されてるけど、これ足りてるのかなぁ ww
実際、バキュームのウィンドウが欠品になってます。もう覚えてないですけど、頂いた当初手をつけなかったのは多分これが理由ですね。で、今回はバキューム型を起こしてパーツを作ったりしないでやってみようと思います。以前 Ohtoro さんに頂いたフィルムを切り出して貼ってみるつもり。BBR 方式に近いですかね。


キットそのものよりヤバいと思ったのはこの説明書。
これだけパーツがゴロゴロ入ってるのにこの大雑把な説明。ダボとかもきちんとあるわけでないし、もう作り手に投げっぱなしですわな。いやもちろん大雑把な説明書のキットなんてよくあるわけですけど、それでもパーツが少ないとかどこに何がつくか位はわかるでしょ。
大体ね、気がつきました?さっきのボディの画像、サイドミラーが一体で抜かれているのに説明書では別のパーツを付けることになってる。シーズン中ミラー形状変わってて、MICROSPEED はバリエ展開してたんですかね。よくわかりません。
というわけで、ササっと作ります。
スジボリと逆エッジだけ掘ればしゃきっと仕上がりそうじゃないですか。
あ、インストのホイールデザインは気が付かなかった。もう一枚実車の画像が印刷された紙があるんですけど、こっちは確かに O.Z. のディッシュタイプでした。グラベルがコレなのかな。
インテリアのパーツ配置がさっぱりわからないのでテキトーにやるか資料さがすか悩む感じです。