まずは並べて撮影したもの。携帯で撮影したせいもあるのでちょっと歪んでて比較しづらいですかね。
というわけで個別にとったものがこちら。
メリのキットはモノコックが細身に出来ていて、ちょっとメリハリに欠ける感じですかね。
その割りにサイドポンツーン、というかラジエターフェンダーとでもいう部分がワイドに開く感じです。
実車を間近で肉眼で観察したことはないので写真資料での比較しかできないですけど、印象としてはタメオのプロポーションの方が実車に近い気がします。
まぁ、そうは言ってもメリにはメリのよさがありますよ多分。(無責任 w)
メリはパーツとして用意されていないリアのダンパースプリングと冷却パイプを追加しなきゃいけないくらいで、他の用意されてるパーツを組む際に地雷とかがあるわけではないです。
こんなとこでしょうか。
あれ?でもメリの製作記事見てたら「メリの原型はタメオらしい」と書いてある。昔のルカが手がけたんですかね。

既にボディにペーパー当ててあるって書いたんですが、こんな感じですね。
結構表面はざらざらで確かにこれは一皮剥かないとだめですな。

ホイールもバリがあるのでナイフで切り落としましょう。

でなんとなくロールケージに手を付けてみたり。
このキット唯一といっていいんじゃないだろうか、ダボ穴が開いてます。メタル製のロールケージをそのまま使いますね。思い入れがあるキットだと真鍮線なんかで作り直すところですが、このまま行きましょう。

メタルだとぐにゃぐにゃ曲げられるので微調整がラクですねー。
というわけでロールケージのサイドはこんな感じでいいでしょうか。ところがですね、

後部のケージ、左右の長さが違う・・・・
はめてみたところ、やっぱり上手いこと収まってくれませんでした。
あと、その向こうに見えてる「コの字」型のパーツがどこにつくのかわかりません。
なかなか多難な出発ってカンジ。
こうして比べてみると、プロポーション解釈も随分と違うものですね〜。同じ原型製作者といえど、手彫り原型とCAD設計機械彫り原型ってこともあるのか、シャープさがSLの方が有りますね。メリの方が味が合って好きって人も居るんでしょうけど、私はSLの方が好みかな〜。
エスコートは、プラモでいつかマルティニ仕様を作ろうとストックしてるんだけど、活躍した車なのに意外と資料が無いのよね。
細かいところは別にしてコクピットから前の部分を修正してやると012らしさが強調されるかも・・・でもメリの個性を生かすのもアリですね。
エスコートのホイール、グラベル用というよりスパイクタイヤ用みたいにも見えますねw当時はこんな感じだったんですかね。
コの字パーツ・・・全く想像つきません。真ん中の、ロの字パーツも分からないんですがw
サファリラリー用のアニマルガード??
おいちゃん色々忙しそうね。
あ、やっぱりメリの 012 の原型はルカ・タメオってことで正しいんすか?まーメリのはかなり古いキットだと思うのでその当時の水準を考えればこんなもんなんでしょうな。
私もエスコートのマルティニデカールだけは持ってるけど、フロントとリアの空力付加物の形状がタミヤのキットと違うので出番を失ってます。
おひつじ@tak さん、
そう、メリにはメリの味があると思います。こうして比べる楽しみもありますし、おひとつどうですか?
ホイールはセリカ(ST185)でも同じタイプを使ってたはずです。あの頃の定番だったってことですな。
コの字型のは切り離してホイール車軸にしろってことっぽいです。真ん中のパーツも用途不明なんですが、なるほどアニマルガードですか。余計なパーツが入ってることを考えるとその線もありそうですね。
ちなみに口の字に見えますけど、単にバリで繋がってるだけですコレ。