またまた大変ご無沙汰しておりました。いや聞いてくださいよ奥さん!
前回も手が進まない、なんて書いたんですけどまだどうも本調子じゃない上に途中国慶節なんちゅー7連休を挟んだので家にいない日があったりで、やっぱり中々進まなかったんですよ。
連休中は以前にも厄介になった安徽省の知り合いのところへ行ってたんですが、トシのせいかあっちの暮らしがうらやましいっすね。超田舎の農村で周りには店とかなんにもないし、村、というか集落の道は全部未舗装。(集落間を繋ぐ道は舗装だけど車がギリギリすれ違える程度の幅)
なんだけど、都会の暮らしより良く見えましたねぇ。中国の農村ていうと年収も低くて保証も十分じゃない悲惨な感じを想像すると思うのですが、あれ、地域によって全然状況違うので一括りにはできないすね。
私が行ったところは比較的余裕がある感じ。
そこから車で1時間半くらいのところにある商業化された昔の建物を保存してあるところの写真を一枚。
水が豊かなのがまず悲惨な農村と違いますねぇ。昔からある程度栄えてて商業も発達してた土地柄なのでなんだかんだで平均的な暮らしを維持できるような場所ですわ。
本題に移る前に

ちょっと前に迷ってたブレーキ・ディスクの表現方法は、結局適当なサイズのワッシャーで行くことにしました。M2 かなんかのボルナツ・セットに入ってたワッシャーがサイズ的にちょうどいいです。
それをモーターツールにつけて回しながらペーパーあててヘアラインをつけてます。

ホイール本体とスポークの間に挟みこむような感じで接着してオシマイ。
え?キャリパー?何それ? wwww

遅々として進まなかった主原因がこいつ。
フロントウィンドウをキットパーツ使ってつけようと思ってたんですが、なんかゴミが付着してる。
「まぁ、フォーミングもあまり綺麗じゃないからペーパーかけて均すついでにゴミも削り取っちゃおう」と考えてペーパー掛けしたんですがね、これ、表面に着いてるんじゃなくて塩ビにめり込んでるみたいなんですよ。
削っても削っても取れない。んなわけでこのパーツを使うのは諦め。

で、新たにバキューム・フォーミングしなきゃなんないわけですが、やっといてよかった石膏象り。
割りと最初の方で保険の意味も兼ねてバキュームパーツに石膏流して型の大元をとっておいたんですな。いや、もちろんこれをそのまま使うのは難しいので1次原型として使うわけですが。
石膏の型に型想い(おゆまる)を押し当てて雌型を作って、更にそこにポリパテを充填してバキュームに使う型を作るってわけです。

で、最終的に三回目のフォーミングで使えそうなのが出来ました。
1回目は型の表面処理が甘く、型の高さも足りずにボツ。2回目は表面処理は向上したけど高さが足りずにボツ。で、三度目の正直で抜けました。(多分もう一回絞るけど)
表面処理は結構シビアっすね。コンパウンドで磨くところまできちんとやらないと抜いたときの表面というか裏面が綺麗にならない。


ざっくり切り抜いてあてがってみたところ、まぁまぁのフィッティングですかね。
続く。


無錫にも昔の街並みを再現したエリアがありましたが、商業化されることにより残念な方向に向いてしまいました。(最後にはスポーツバーや○○なところまでできてしまい台無しでした…。)
窓頑張ってるなぁ
パーツの切り出し前にバQ自体がハードルなので素晴らしいの一言です。
まー中国の田園風景と一言で言っても河北とか山西、陝西あたりの省だと荒涼としてて絶望しか感じないのでアレですが。www
商業化されて残念な方向に向かうのももはやお約束ですね。大理とかも残念なことになってるようですし。
バキュームはハードル低いと思いますよ、Ohtoro さんならなんなくできるんじゃないかなぁ。
今年になって実家から僅か30mしかないゴミ集積所に出やがりまして、ウチのバァバに甥っ子が新聞社のインタビューまで受けてました。
震災以降、山に入る人は激減しましたが、現在は実家周辺の山林でさえ注意が必要らしいです。子供の頃、カブトやクワガタに沢蟹とか捕まえに一人でも山に行ってたけど、そんな自然はもう無いです。商業化とは別の問題ですが(^^;
962Cはフロントガラスの合せは結構楽だったけど、あくまで肉眼レベルでの話しなのでw
お次はいよいよ接着ですね?
狩猟者の減少で熊が人を怖がらなくなってるみたいですね。気をつけないと。
この手の車種のフロントはルーフ側の糊代が全くないのが難しいと思ってます。型がルーフ側に伸びてればいいんですけど、見ての通り垂直に落ちてるのでエッジでルーフと接することになるんですよねぇ・・・