というわけで今月意地の三回目更新です。
ふと思ったのですが、今年はこれまで一つも完成がないすな。もう残り二ヶ月ですから、この 917K だけですかね・・・

前回の最後に残り作業をリストしておきましたが、そのうちのホイールのセンターロックナット。
画像はいきなり六角になってますけど、いつも通りの作り方なのでその辺は省略。
初出はちょうど6年前のこの記事なんですかね。
その記事中では 1/24 のキット用に作っていたので、今回とは使ってるパイプの径が違いますけどやり方は同じです。今回使ったパイプは WAVE の真鍮パイプセットで外径 2mm のとその一段下のもの。

内径がそのままでは狭すぎるのでドリルで一回り大きくしたところで輪切りにします。
これね、狙ったサイズまで内径を広げると輪切りにする時に潰れたり変形したりするんじゃないかと思って程ほどのところで留めておきました。実際のところどうなのかは知らない。

さっきの輪切りは高さを適当に切り出してるので揃えます。
これまた定番のやり方。プラ板を積層して今回は 0.9mm の厚みに、って根拠とか特にないです。雰囲気雰囲気。そのプレートに穴を開けて輪切りにしたフランジを埋め込んでペーパーで削るわけですな。
ホイール4つしかないのに8個あるのは単純にそれだけ切り出せてしまったから、っていうのと比較的マシなものを使う、とか飛ばしてなくなった時の予備、とかそういう理由です。別のキットに使うとかじゃありません。

で、更に内径を広げてみます。
見ての通り、下の4つが広げたもの。一応8個全部やりましたよ。
内径広げるのはモーターツールの力を借りました。先端が円錐形になってて表面がざらざらになってるビットがありますよね?あれでちょっとずつ広げました。

真鍮の地色だと金色なので銀にしなきゃいけないわけですが、塗装はめんどくさいので半田メッキで誤魔化して接着しました。
残り作業は
・サイドウィンドウ
あ、ハイ、すみません、記事に出してないですけどワイパーはキット付属のエッチングをゴニョゴニョして取り付け、フューエルキャップも色々ゴニョゴニョして取り付け済みです。
【関連する記事】


こういう自作はワタナベさんは得意ですな。
あれ?完成無かった?何かしらあったと思ってました。
ちなみにこのWAVEの真鍮パイプは外径2mmで内径は1mmぐらいですか?肉厚のある真鍮パイプって手持ちに無いので今度確保に行きます。
そしていよいよサイドの窓ですな。
いやもうこういう自作はめっきり苦手になってきました。昔のように瞬発力なくなったし、集中力も切れがち、そして老眼、ともう「あるパーツで組む方がいい」という心境ですよ。
昔は上手くもないけど「やる気」だけはありましたからねぇ・・・今回だってやりたくないから後回しにしてきたわけで。ww
新米パパさん、
追い越したってタカがしれてる競争だという w
完成はないんですよ実際。最後の完成が去年の Tyrrell 012 ですから。
パイプは4本組になって売ってたもので、3種類くらいその太さの組み合わせの違うものがありました。今回のは外径 2mm 内径 1.8mm というのと、外径 1.8mm 内径・・わかんない位狭いのを入れ子にして半田付けして使いました。
購入したのは1年以内ですけど、パッケージが古ぼけてたし、WAVE の製品情報ページに今載ってないことを考えると、数年前に生産停止したものだったのかもしれません。
前回もそうだけど六角をよく削り出せると感心しきり。
ワタシはさかつうの六角ナット(1.8だったかな?)使いました。
スルーした小窓の制作興味津々です。
六角に削りだすのは、うーん、別に難しいと思わなかったですねぇ。割りと使い古した平棒やすりを使ったので一回の削り量がそれほどでもなく微調整が効く、みたいなことなのかも。
さかつうのフランジを使う事も考えたんですけど、手持ちのはテーパー付いてたり、なんやかやでここには使いづらい形状のだったんです。なら、作った方がいいやと思って。
輪切りにするときはリューターに丸鋸つけてカットしてます。記事中書いた通り、輪切りにした後長さ調整したり断面整形するので、一番力がかかりにくい(と思う)方法でやってます。
私の場合不器用なので、カッターで転がすとブレたり力かかって変形しそうですから。