IKEA でこんなのを買ってきたわけです。
今使ってる作業机の色が黒なのでそれに合わせた色をチョイス。
今まで使ってたのがこの日本のホムセンで買ったやつで、日本に居た時からなので14年くらい経ちましたかねぇ。
底についてる車輪(?)の基部が割れてしまって若干傾いてたり、引き出しがいまいちスムーズに動かなかったりと不具合があったんですね。
で、まぁ中身の移動をするわけですが、ちょうど先月に検討課題の巨匠が発掘作業なんかしてましたね。
えぇ、ワタクシも発掘したもの多数あったわけですけどもここで晒す勇気がでないブツなんかもあり。というだけでは申し訳ないので一つだけ。
古いデカールの味方、リキッドデカールフィルムが変わり果てた無残な姿で発掘されました。
蓋が経年変化のせいか、パッカリ割れて中身が完全に揮発してました。ww
ツイッターでも報告済みな件ですけども、今後しばらくはクリアを吹いて凌ぐということになりそうです。
いよいよ大詰めを迎えている 308 GTB は小物をちまちま作ります。
エキゾーストエンドは、これがまたまるでヤル気のないパーツで単なる棒が突き出てるだけという。
この棒に嵌るような金属パイプを探し出してきて、

スポンと被せてしまいます。
エンド部分を斜めに削って、半田メッキしておしまい。
フロントの跳ね馬エンブレムは、洋白帯金の上にデカールを貼ってクリアコートしたものを既に用意してました。
今回は珍しくマスキングテープでセンターを示してマジメに貼ります。接着剤はアクアリンカー。こういうところの接着にはホント重宝しますな。
リアフード上の削り取ってしまった Ferrari のロゴはメタルインレットで。
タミヤの F60 用のインレットをごっそりアフターに発注してあったんですよねー。
(ここだけの話、シフトゲートのインレットもこの 308GTB に使ったので 308 にはありえない前進6速というゲートに www)
こちらもまたセンターをきちんと計って貼り付けました。
最後はこれまた削り取ってしまったワイパーをエッチングで再製します。
モデラーズの黒染め済みのエッチングパーツを持ってたはずなんですが、なぜか見当たらなかったので KA models のエッチングを初めて使ってみます。
が!
これ、めちゃくちゃめんどくさいです。アームの両端、基部とブレード取り付け部が可動するような構成になっていて、ボディに取り付けるときは調整がしやすいのかも知れませんけど組み立てがめんどくさいです。
裏側で見えなくなる部分にアクアリンカーを使って爪楊枝で持ち手を付けて、黒塗装しました。
こういうところにもアクアリンカー使いやすいです。適度な強さで接着できて、外すのも簡単。マスキングゾルでも似たようなことが出来ますし、感じも似てますけどアクアリンカーの方が粘度が高いので余計なところに流れたりしないし、乾燥までの時間も短いです。

というわけで完成しました。
いや、完成画像撮り終わったあとでドアノブ付け忘れてるのに気が付いたんですけど、めんどくさいので取り直しません。
先日、地元模型倶楽部の会長さんに「今年は何を出しますか?」と尋ねられ、「グゥの音も出ませぬ」と真顔で答えた私です(笑
ツールマテリアルの保管って、或る意味時間との闘いよね。それと己の記憶との戦い。どんなにナイスーなアイテムも、何処に片付けてるかを忘れたら持ってないのと同じという(笑。よう忘れるんですよね〜。
やっとこ完成しましたわ。43パーツの単純キットなのにあれやこれや気にし始めてしまったのが運の尽き。ウィンドウにてこずりました。
マテリアルの管理は確かに難題すわ。
まだ今回のボトルなんかだと、底が深くなくて多段なので入れ替えた引き出しでなんとかなりそうです。今までは段数少なくて底が深かったのでとにかく突っ込むスタイルだったんでね。
ただ、挽き物パーツとかはやっぱり管理が難しいすね。