なんかさっぱりラリー車作ってないですけど、見るのは好きです。あ、いや作るのも好きですよ。
で、ツイッターでもポロっと書いたことなんですが、欧州では「いついつまでに内燃機関車(まーいわゆるガソリン・ディーゼルエンジン車)の販売を禁止する」とか決まったんだか掲げてるだかな昨今、その頃のラリーってつまんないだろうなぁ、と思ったり。
動画みてても豪快な排気音やあふれるパワーからのドリフトとか、EV で本当に満足できるレベルになるのか気になるところ。
もちろん「新車としての販売を禁止にする」だから全ての内燃機関車が無くなるわけではないでしょうけど、ラリーとて市販車の宣伝だし実験の場でもあるので、EV でやらないわけにはいかないでしょう。
フォーミュラでは EV のシリーズが始まってますけど、あれとラリーは全然違うし。
どうなっていくんでしょうね・・・
さて、裏製作を断念した理由、お待たせしました。
右側歪んでますよね・・・
これですね、変形したのではなくてキャスティングの段階で型が歪んでたとしか思えないんですよ。
もっといい写真があればいいんですけど、室内からリアのバルクヘッドをみると原型の継ぎ目があって、そこが既に水平に接着されてなかったと思われるフシがあるのです。
なのでこれは茹でてても戻らないし、もともと歪んだ状態で型取りされてるので単純にリアフードだけ水平にしてもダメっぽい。ルーフも微妙に右上がりですよね。
で、これは比較的小さいエラーではあるのですが、フロントフェンダーの修正してるときに見つけました。
チンスポイラー(?)の張り出しが左右で違う。
前回記事「怒り肩」の中でのフロントからの画像見てもはっきりわかります。
これは張り出しが大きいほうが正しいのか小さいほうが正しいのかわからないので、加工が簡単な小さいほうに合わせることにして、右側を少し削りました。

市販車と違って吸気ファンネルが見えている Gr.4 仕様、これは正しいっちゃ正しいんですが、2017年08月23日の記事の冒頭に違う個体(だと思う)の動画の中でこのファンネルが見えるショットがあります。
比べてみるとずっとファンネルの位置が低い。ここも調整しなきゃいけないけど、入り組んだところを削るので結構めんどくさそう。

さらにその動画のその箇所をみるとファンネルが突き出してる分、市販車よりもリアのウィンドウの箇所が前方にずらされてる。
にもかかわらずキットのバキュームはこの位置。市販車の構造と同じなんですよねぇ・・・
なのでここもバルクヘッド+ウィンドウを新造しないといけないわけです。
あとなんかあったかな。
ソフトウェアの保存アイコンのフロッピーや録音アイコンのカセットテープの実物を知らない世代が実物を見て「すげぇや、アイコンを 3D プリントしたんだね」なんて言ったっていうジョークがあるくらいですからねぇ。そういう会話もありえそうですな。