この間何もしてなかったわけではなく、むしろあれやこれやと頑張っていたのですが、いちいち記事にしてると細切れでわけわかんなくなっちゃうのでね。
そんなわけで今日は(代り映えのしない)画像沢山です。
0.3mm 厚の洋白板から小さな破片を切り出して、やすりで少しづつ削っては形を整えていきます。
なんていうか、持ち手のないパーツなのでピンバイスに挟んでは削り、挟み直しては削りを繰り返していきます。
変な方向にやすりを動かすと曲がってしまうので面倒でもちょっとづつ。
で、なんとなく出来た「コ」の字型パーツ。
実は半田でつけて二枚合わせになっていたのでした。
これを分解して、
端っこに 0.4mm の丸線を半田付けして、ここに付くパーツだったんですね。
乗り込んだ後ドアを閉めるのに引っ張る取っ手、ですね多分。
ところが、「どうも大きいなぁ」と思いながらもあれ以上小さいのを作るのは難しいと思っていました。が、1週間経ってからふと閃いて「これならもうちょっと小さくできるかも」と試してみた結果がコレ。
なんとなくイケそう。
タネあかしすると別にスゴい話ではないんですが、ちょっと太めの洋白丸線をコの字型に曲げて、真鍮ブロックなんかに瞬着で仮止め、で表面を平たくなるように削る、ってだけ。
最初に形状を作ってから薄くする方が楽で単純でした。
わかると思いますけど、右側の二つが前回作ったもの。左側二つが作り直したもの。一回り小さくなってます。
そして内装の修正も佳境。
インパネです。ドアの内張ほどグソグソではないんですけどね、やっぱりグダグダなわけですよ。
真ん中にパーティングラインが入ってて、センターにある四連のスイッチもグソグソ。メーターも単にデカール貼って終わり、みたいな。
こいつをどうするのかしばらく考えるわけですけど、最終的には「考えてても始まらない」ということでまずは手を動かします。
メーターリングを再現するのは色々やり方がありますが、私にはこの方法が簡単な気がするので真鍮パイプをまずは埋め込み。
同じような形になるように大まかに切り出して、メッキモールを洋白の帯金で再現。
パネルはボディ同色なので、塗装した後この帯金部分だけ塗料を剥がして磨く目論見。
ぐそぐそモールドにさようなら。
こういう「面」を削るのにガイアノーツのマイクロセラブレードが結構重宝します。とは言ってもそれだけでは足りなくて平やすりなんかも使いましたけど。
なんとなく嵌めてみるわけです。
フィッティングはもう少し詰める必要ありますけど、なんとなく方向性的にはよさそう。
というわけで、今度は例の四連スイッチをなんとかしたい。
これまた端切れみたいな真鍮板にガイドとして艦船モデル用のエッチングを瞬着で仮止めして等間隔に穴を開けるのです。
余分なところを削ってイメージを確認。
本当はこんな風に出っ張ってなんかいないんだけど、そこは全力でスルーです。
スイッチはさすがに自分で作るより流用できるパーツを使う方がよいので、2、3年前に「こんなこともあろうかと」購入してあったこれを使ってみます。
で、よくよく考えたら糊しろも必要だったり、スイッチ基部もそれらしくしてやらないとイカンということでこんな状態からまたまた半田付けしてみたり。
これ、作業してる間に「なんでこんな事やってんだろ」と危うく虚無に陥りそうになるのを踏みとどまって作業を続行するのです。
裏側に糊しろをつけてありますから、そのまま半田付けして一体化!
ゴールはもうすぐ!
アドラーズネストのさっきのパーツを差し込んでウェーイ!
また一山越えました。
インパネだけ飾りたくなりますね。
いやいや、作ってる間は実はそんなに楽しくなかったり。「ダメかも。ダメかも」って後ろ向きになりながら作り続けてたので。wwww
あと、実車画像と比べると色々似てないのでインパネだけ飾るなら車種は「不明」で出すしかないです。