ていうか作業自体はずっと前にやっていたので思い出しながら書くわけですが。
普通なら「コ」の字型のヒンジでもつけたりしてポップアップを再現するのでしょうが、この 944 の場合前記事の最後の写真で分かる通りフロントフードが開閉する、しかもフード前端とライト後端の間に一切スペースがない。よってヒンジを付ける場所がないわけです。
なのでキット同様回転軸を打ってそこを支点にしてクルリと開くようにするしかありません。
というわけでできるだけ支点に近いところを狙って洋白線を打ち込みます。
あまりギリギリまで寄せすぎるとこの軸を受けるボディ側の加工がタイトになるのでなかなか難しいところ。
ボディ側は凹の溝を作ってさっきの軸を受けられるように加工します。
閉じた状態でなるべくツライチになるくらいまでこの溝を掘り倒すのです。
さっきのライトに軸を打った時にあまりにも頂点に近いとここの溝を薄皮一枚レベルまで掘らないといけなくなるので「ほどほど」がいいわけ。
接着する際には洋白線に真鍮パイプを被せて、その真鍮パイプだけをボディに接着する目論見。
開いてみてもライト本体がきちんと見えて、なおかつ上向きにならない。
続く。
【関連する記事】
子供の頃よく作りました。
電飾仕込めると尚良いですよね。
私もパカパカは久しぶりなので色々試行錯誤繰り返してます。
電飾はこれには厳しいですねぇ。ライトの底がフードを開けると丸見えなので配線を逃がすところがないんですよ。