まー解除になってもワタクシが日本へ行けるのはいつになることやら皆目見当がつきませんな。
思えば北京へ移った後の数年は年に一度、正月に帰るだけだったのですが、ここ数年はなんだかんだで年に3回くらい帰ってましたね。
何で頻度が増えたかって言うと・・・・なんでしょね。心理的ハードルだったのかな。
別に帰国に必要なお金がなかったわけではないし、帰ったところで誰かに責められるわけでもない。意地張ってたわけじゃないですけど、なんとなく気が引けてたんですよねぇ、多分。
で、ですね、この新コロ騒動が収まって日本と行き来するのが通常に戻ったら一人で1週間くらい戻ろうかな、と思ってます。これまでは単身一時帰国する時は入出国日を含めて4日とかそんな感じでしたし、1週間くらいいる場合は家族連れでした。
そしたら数年前から「行く行く詐欺」を繰り返していた「試される北の大地」やら「おいちゃん詣で」を今度こそは実行に移したい。

さて、先延ばしにしてきたステアリング。
なんで先延ばしにしてきたかって言うと、まー見ての通りめんどくさい形状のスポークなんですわ。
エッチングで作れるならできないことはない(かも)な形状ですけど、エッチングなんか自作できないワタクシはここをどうするかずーっと悩んでました。
左側に見えているのがキット付属のステアリング。
形状は違うし、そもそもスポークの本数すら違う。一時はこのまま使うことも考えたんですけどね、とりあえず思いついたやり方で作ってみることに。
それが右側に見えてる変な割ピンの出来損ないみたいな部品。0.4mm の洋白線をV字に折ってみる。
次にちょうどいい径の真鍮パイプに洋白板を半田付けしてドリルレースで円形のパーツを作る。
これがステアリングセンターになるわけです。

スポーク部分の洋白線の長さを揃えて、慎重に位置決めしてさっきのセンターパーツに半田付け

失敗
まー、察しの良い方は想定してたでしょうが、余計なところまで半田が流れてアウトですわ www
「やっぱ無理かァ」としばらく放置してましたけど、キサゲ刷毛なんかで埋まってしまった部分を掻き出して、更にペーパー掛けて平たい断面にしてみました。
まぁ、使えないこともない感じ?
センター部分は盛り上がってて、ホーンボタンぽいのでそこをなんとかします。
これまたさっきと同じで真鍮パイプに洋白板を(以下略 したものの上に更に半田を盛って半球状に成型。切り離して
てな感じに。
なんか結局最初の実車画像のステアリングとは似てないパーツが出来てしまったわけですが、これでいいですよね?
うん、いいはずだ。

と記事アップ前にもう一回画像検索したら ファァァ wwwww
キットパーツと同じ形状のステアリングの個体があるじゃないすか。しかもこれが純正っぽい。どないしましょ ww
で最後のオリジナル?のステアリングですがそれもキットのパーツとは違うっぽいし、ナルディの出来が良いのでソレ使えば?って思いますに一票
いえね、キット付属のエッチングに丸い輪っかがあって「これ何に使うんだろ?」とずーっと謎だったんですが、最後の画像にあるようなステアリングホイールの内側の輪っかに使えってことだったらしいと判明しました。
キットパーツだと実車・純正に忠実だけどシャープさに欠けるから使うのを躊躇するっていう、悩ましいです。
資料写真にしても純正なのか社外品なのか見極めは難しいですね。
日本にこられたらさすがに島根県は難しいでしょうけど・・・時間的余裕がありましたら遊びにお越しくださいね。
最初に参考にしていた複数の個体が3本スポークで同じだったのであれが正しいと思っていたのですが、最後の画像のはキットパーツと同じで、しかも2重円のホイールなんてのは社外品ではないだろうと思ったわけです。
とここでコメント書くのにもう一回見たら気が付いてしまいました。最後の画像は Giulietta Spider Veloce ですわ。ボンネットの真ん中にモールが入ってます。今作ってる Giulia よりも前のモデルですね・・・
島根県も訪問したいところですねぇ。なんとかなれば行ってみたいです。