「え?四連休じゃないの?」と思われるかもしれませんが、からくりがありましてね。
先週の土曜日は出勤日に設定されていて、その振替で月曜日が休み。火曜日が本来の祝日という。
このあとすぐ国慶節の連休があるんですが、これまた同じく前後の週末無理やり出勤させて無理やり連休にするというね。
944 の制作もいよいよ最終段階。

リアゲートに turbo のロゴがあるんですけど、これがモールドされてて「その文字を黒く塗れ」と。
やり方はいろいろありますねぇ。新潟の方の某有名モデラーさんなんかはマスキングゾルに写し取ってロゴだけ複製するとか凝ったことしたり。
で、私、ツイッターだったかで、周りをマスクしてドライブラシで色を乗せる、なんていう手法を見かけたので「こりゃいいや、それでいこう」とやってみたんですが、そう簡単にはいかなくて。
というのも、色が乗ったところを更にこすり続けないと浮き出たところ全体に色が付かない。で、下手くそな私はせっかく乗った色が剥げるとかそんな感じで全体に均一に色を乗せられなかったんです。

ふと思い出したのが、ガイアノーツのフィニッシュマスター。
本来は墨入れの拭き取りなんかに使うわけですが、これだと塗料を含ませすぎない、かと言ってかすれるほど少なくもない、平面である、などなど凸モールドに塗料を乗せるのにちょうどいいんじゃないか、と。

試してみたら大正解でしたよ奥さんっ!
こう、なんていうかハンコにつける朱肉台みたいな感じ。で、ポンポンと軽く付けるだけでこうなりました。

研ぎ出しの邪魔になると思ってモールドを削り飛ばしてあったフロントのエンブレムは珍しく金属板を切り出してその上にデカールを貼り、光硬化ジェルでコーティング。

1.2 mm 径の真鍮線をドリルレースしてこんなパーツを作り、

モーターツールに噛ませて、ろくろのように回しながら基部に黒、出っ張りに銀を塗って、リアハッチのオープナーとしました。
これにて完成です。
【関連する記事】
いやー偶に目撃する良さそうなツール、名称がわからなくて困ってました。
デカール抑えるのにも良さそうで、速攻で注文しました。
電車系でも凸になったゴム部分だけグレーに塗るのにタンポ印刷の要領で「消しゴム」使っている人いましたが、こっちの方が塗料含みが良さそうですね。
鉄模のケースに使えるかどうかはわかりませんけど、記事中のようなカーモデルのエンブレムだとフィニッシュマスターの側面に塗料をつけて転がす方がいいかも、と今気が付きました。
ガイアノーツの道具って結構使いやすいと思ってます。マイクロセラブレードもプラにもレジンにも使えるし、平面削りもノミっぽく使うこともできたり。
ターボエンブレムは近年ならメタルインレットになるヤツですかね、黒だからそうしなかったのかな?
全体画像もツイッターのほうで見ましたが、やっぱりポルシェはFRもカッコイイですね。ギャラリー画像も見てみたいです。
エンブレムというかロゴは、単純にキット設計が古いからモールドなんだと思います。わざわざインレットを追加してモールド削る指示入れるなんてことはしないかと。
遅くなりましたがギャラリー追加しました。よろしくお願いします。