2022年05月05日

筋彫り

121LM024.jpg

この車には2か所、円形のスジボリがあります。

みなさんはこういう部分のスジボリを深くしたり細くしたりといった加工をどうやってるんですかね。地道に彫ってるんでしょうか。
私は絶対うまくいかない自信があります。えぇ、自信ありますとも。

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というわけで、なんとか楽して綺麗に深くしてみたいので、まずは穴を開けます。

そして硬い材質の BBR なのでお約束のようにレジンが欠けました。えぇ、もう既に「楽して」は断念です。


121LM026.jpg

それでもまぁこれを修正するのは難しい話でもないのでまずはパテ盛りして粛々と続けます。


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裏からサイズ調整したプラの丸棒を取り付けたらスジボリも深いし、筋の幅も調整しやすい。
穴も丸棒もほぼ円形なので見た目も悪くなかろう、というわけです。


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もう一つの方も同じ工程で


121LM033.jpg

やるわけなんですが、フロントフードのスジボリをこれまた深く細くする工作を同時に行いました。


121LM034.jpg

が!

ようやく見られる程度になるまでにポリパテで埋めては筋彫り工具でラインを引きな直し、ペーパー掛けて様子見というサイクルを5回か6回くらい繰り返しました。

上手い人はどれくらい繰り返すんでしょうね。
posted by ワタナベ at 16:12| 北京 | Comment(2) | TrackBack(0) | Ferrari 121LM (BBR) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私は、穴を埋める方が面倒だなぁと思っちゃいますが、ハッチが別パーツになるから、本物と同じ構造っすね。
トライツール(ハセガワ)のエッチング製テンプレートセットって、丸いディテールのスジボリには重宝しますよ。
回数は憶えてないですが、上手く行くまで(又は気力が続くかぎり)、繰り返すという終わりの無い地獄です。
Posted by デモドリ at 2022年05月06日 10:03
デモドリさん、

ハセガワのエッチングテンプレート!持ってるけど使ったことなかった www 。次回は試してみます。
やっぱりみなさんど根性だけで繰り返しやり直すんですね。「スジボリは一日にして成らず」ってシーザーも言ってましたしね。(言ってない)
Posted by ワタナベ at 2022年05月06日 11:26
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