
おもむろに 0.1mm 厚の洋白線を幅 3mm 位の帯金に切り出します。
何を作るかっていったら、まぁタイトル通りグリルなんですけどね。ハサミで切り出しても糸鋸で切り出しても今回はどっちでもいいと思います。ハサミで切ると湾曲するけど今回の用途的には湾曲してても問題なし、ただ、刃の長さによっては長いものを直線的に切るのは難しい。
糸鋸を使った場合は直線的に切るのはやりやすいけど、0.1mm という薄い金属板なのできちんと固定する工夫が必要。
私?今回は糸鋸を使いました。

で、現物合わせでインテークグリルの枠を作ります。
ね?直線部分がないからハサミで切って反り返っても問題ない箇所なんです。

更に開口部の底部分にケガキ線を深く入れて、この洋白帯金がはまるようにすると収まりよくなります。

で、余計な部分を削って開口部の形状に合うようにします。
幅を大き目にしたのは上下で張り出しが違うから。奥行きの深い上側に合わせて、下側を削り倒すわけです。

で、このようにどの角度からみてもエッジがチラ見えするようにします。
つなぎ目は本来なら銀ロウでつなぐ方がいいんでしょうけど、そんな道具も技術もないので半田でつないでます。まぁ磨けば目立たなくなるでしょう。

具である桟部分は 3D プリンターで出力してみました。
というのも、グリルの中にランプが収まってて、帯金を組み上げて桟を作るとそのランプを収める部分の細工が難しいんです。

桟の幅は 0.2mm で出力したんですが、繊細さが足りませんねぇ・・・。

最初は 0.1mm で設計してたんですけど、印刷不良が出るといやだなと思って 0.2mm にしたわけ。
次回は 0.1mm で出力してみるけど、うまく行かなかったらどうしましょうね。
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