出発は土曜日の午後3時頃ということで、だいぶユルユルな旅行だったんですが(現地まで6時間位かかる)、ま、宿がなければないでなんとかなるだろうという楽観的な旅。
結局、現地についたのは午後10時近く、草原ゆえ街灯もなし。
真っ暗闇の中をなんとなく見える道とあてにならない看板を頼りにさまよった揚句、目的のホテル(つーか包の管理事務所)がみつからず、適当に灯のともっているところで「部屋ある?」と。
そんなこんなで一夜をすごしたのが、

こんな蒙古包でしてね。
後に写ってるのは風力発電用の風車なんですが、これが結構うるさかった。どうやら草原にはいつも風が吹いているので風車が林立しています。
なかなか気分をスポイルしてくれます。
で、肝心の草原なんですが、

まさしくなんにもありません。
ただ、ただ、草っ原。
いや、しかしこれが実に爽快でねぇ。普段、人まみれの北京なんかにいるとこの位寂しい方が気持ちいいっす。
うちの奥さんは人気がないところはあんまり好きじゃないみたいですけど。

ただ、草原とはいっても行くとこ行けばこんな岩山なんかもあったりして、吹き上げる風が気持良い。
避暑にはもってこいな感じでした。
吹き洩れがあった部分のリカバリ、ちまちまやるのも選択肢のうちにありますがデカールも貼ってないし、ここは一つシンナー風呂にでも入ってもらいましょうか、と。

まずは、ティッシュペーパーでボディをくるんで、と。
なんだか包帯でグルグル巻きにされたミイラみたいな感じっすよねぇ。

で、タッパーに入れて上からシンナーを浸み込ませて、蓋をして待ちます。
風呂っていうよりいよいよ棺桶に入ったミイラ状態と化して参りましたな。
ここまでが昨晩の作業。今朝、どの位すっきりしたか確認してみたところ、

ぎぃやぁぁぁぁ!
って驚くことはないんですが、誰がシンナー風呂と名付けたのか知りませんけど、こりゃやっぱどっちかっていうと
棺桶ミイラ
ということで当ブログでは今後「棺桶ミイラの刑」と呼ぶことに決定しました。
僕は溶剤ハブラシでマクラーレンのサフを
洗い落したことはありますね。
仕事なぞすべて放り出して行ってみたい!!!
行ってみたいなよその国…陸路で船は使えませんが。
プロバンスのキットを3回シンナー風呂に入れたことがあります。勿論ラッカーシンナー。
LITTLEWHEELの1/43愛好者養成講座が復活していました。
蒙古とか行けるんですな〜。
日本って、土地が狭いよなーとこういうの見るとつくづく思いますわい。まぁ、狭い分インフラ整備が楽だというメリットがあるわけですが・・・・。
歯ブラシで落すのはどっちかっていうと風呂あがりの仕上げですかね。最初から歯ブラシで全部行こうとすると時間かかりますし、カミさんに「臭い」と怒られますから・・・。
tatekawa_dancy さん、
いいすよ、内蒙古。いやほんと。
空気ももの凄く奇麗でしたしね。なにしろ白酒を薦めて来る人がいない。爆
勇鋳弛さん、
あー、クールポコっていうのはこういう人なんすね。もう、すっかり日本のはやり物には疎くなってしまいまして。
私ゃこれで2回目の棺桶行き・・・。
yoshi さん、
どっかでこのやり方をみたんですよ。完全にシンナーに漬けると不経済なので、これの方がいい気がします。
マスキングテープ、次はあの細切りを使ってみます.。
クラクラさん、
内蒙古は確かによかったです、一泊二日の小旅行でしたけどね。中国にいると旅行先も結構悩みますよ。
のんびりしたくて出掛けるのに、どこへ行っても人人人ですからねぇ。
草原は子供連れでキャンプ代わりに来ても楽しいと思いますね。
どうですかねぇ。中国は確かに土地は広いですけど、人間も多いですからねぇ。クラさんへのレスでも書きましたけど、観光地なんかはいやになるほど人がいます。
インフラといえば、北京の交通インフラはオリンピックまでに間に合うのだろうか。未だに地下鉄は3路線。
私もこうならないように気をつけなければ。
北京の地下鉄ですが今年10月頃に5号線が、来年6月頃に8号線、10号線、空港快速線が開通予定です。
ものが 1/43 と小さいので塗装のやり直しといっても精神的ダメージは少いですけど、まぁやらないに越したことはないですね。
5号線が10月ですか。北苑の家に引っ越そうかなぁ。
10号線が開通してくれれば家の近く(といっても徒歩10分強)の駅からオフィスの最寄り駅まで1回の乗り換えになるのですけどねぇ。