2007年10月22日

ヒューエルライン

先週の後半はトレーニングに出ていたのでまったくネットに繋がなかった。
あ、いや「全く」というのはウソか。帰宅後溜まった業務メールをこなしながら、自分のブログのコメント欄チェック位はしましたけどね。

なにしろ、3日間ずーーーっと中国語でトレーニングだったので疲れはてました・・・。あんなに集中的に聞き続けたのは初めてかもしれない。



ところで、今期のF1最終戦ブラジルGP、見ました?

なんだかすごかったですね。まさに手に汗握る展開。

琢磨を送り出した直後にデビッドソンがぶつけられてピットに緊急イン、で慌てたメカニックが琢磨の交換済みタイヤに蹴つまづいて倒れたり。


中嶋一貴が所定の位置に止まれず、メカニックのひとりをひき逃げ(っていうかレース続行しただけだから「逃げ」てはいないけど)。


じゃなくて、ライコネンが勝ってチャンピオンになりましたな。ハミルトンじゃなくてよかった。


初めはマッサが逃げる展開。レース中にポジションを入れ換えると「チームオーダー」でペナルティは必至ですからな。しかし、予想通りピットワークでチームオーダー完成。

いやぁ、マッサってばほんといいヤツだ。


心配だったのはレース終盤、ロズベルグとクビツァがガチンコで競り合って危ないシーンを見せてたこと。だって、あれで二人共リタイヤとかスピン+オーバーランなんかしたらハミルトンが浮上、ポイント差で逆転なんてことがあり得ましたからねぇ。

実際トゥルーリがピットに入って順位を一つ落したときには


「なんでぇーー?」

と叫んでしまいましたから。


ライコネンも「速い」と言われながら縁のなかったチャンピオンシップをとれて良かったな、と。

えと、まぁそんなこんなで模型の方は相変わらずノロい歩みで。

c2039.jpg

ヒューエルラインの始末をつけましょうね。

手元にある資料をガッツリ眺め回してどこからどこへ引きまわされているのか観察したところ、どうやらサージタンク(?)から出ているラインの行先はエンジンの左バンクの後側にある分配用のフィルターみたいなのに繋がっていることが判明。

そこからおそらく燃料タンクに繋がっていると思われるのですが、それは判別できず・・・。orz

そんなわけでまずはその分配部分を作ります。

ピントが甘くて申し訳ない。適当なプラランナーを円柱に切り出してラインを差しこむ穴を開け、釣糸を差しこみます。

c2040.jpg

これを先程書いた通り、左バンクの後側に接着。

取り付けには瞬着を使ったのですが、釣糸のテンションが強いので完全に固着するまでピンセットで押え付ける必要がありました。

c2041.jpg

反対側を以前作っておいたサージタンクのインジェクションノズル部分へ一本づつ差しこみ接着。

って書くと簡単ですけど結構疲れた・・・。

明日はブレーキラインをアップします。
posted by ワタナベ at 14:16| 北京 | Comment(6) | TrackBack(0) | Ferrari 126C2 (PROTAR) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
素朴な疑問ですが、この時点でワイヤリングしちゃって
後の塗装が大変ぢゃないっすか?

ここらの作業で一回経験しておくと、
タメオの43作るときに役に立ちそうですね。
あっちは、結構省略されてるところが臓物に多いので
そういうのの再現にきっと役立つでせうな。

 マッサ、チームオーダーじゃないよ〜をピットワークを巧みに使って主張したはずなのに、レース後のインタビューで思っくそ「オレちゃんガンガったよ」とアピっとるねwいいやつだ。
Posted by @河童 at 2007年10月23日 12:28
@河童さん、
後の塗装って、既にエンジン回りは塗装してオイル汚れまで済ませてあるんですが。そうは見えないってことなのね・・・。orz

マッサの件は、ほんとのところはどうかわかりませんけどチームオーダーは間違いなかったと思うんですよ。
無線は FIA も聴いてるからあからさまに「ピットストップで入れ換えるぞ」とかいう指示はなかったと推測できますけどね。でも、数戦前からマッサはキミのサポートをすると宣言してましたから、チーム内のあうんの呼吸があったのではないか、と。

母国グランプリなのに我を通さずサポートに徹したマッサはほんとにいいヤツだと思いましたわ。
Posted by ワタナベ at 2007年10月23日 13:17
おぉ〜。さら〜っとどころかどんどん緻密な製作になってますね〜。
ワタナベさんのこの製作記はプロター版だけでなくフジミ版の方にも大変役立ちそうで大変参考になります。
釣糸は何o(この場合何号?)を使われてるんですか?0.5oぐらい?

今回のタイトルの結果は自分もそうだけど、みなさんおおむねライコネンで良かったって意見が多いですね。
世界的にはどうなんだろ?たぶんイギリスのメディアだけは燃料違反問題とかもあるんで、ハミルトンがチャンピオンで当然って報道になってるんでしょうね…。
Posted by 新米パパ at 2007年10月23日 13:22
新米パパさん、
そうですねぇ、今回作ってるのもある意味フジミ版やタメオ版の練習みたいなもんでしょうか。
釣糸はもともと43用に二種類購入したものなので24にはちょっと細過ぎな気もしますけど。えーと、何号だったかな、サイズは 0.3mm 位のものです。

マクラーレンは今期ずいぶんとガタガタしましたからねぇ。大逆転勝利っていう点でも見ごたえのあるシーズンでしたね。
Posted by ワタナベ at 2007年10月23日 14:36
なるほど・・・
やっぱり例のぶつの影響か?細かすぎるぜい・・・笑
だってさ、エンジンってどこまでいじってどこで手を抜くかって微妙でしょ?
かといってみんな見るところが違う。
バンドで言うとギターの奴はギターのフレーズでその曲を覚えるでしょ。そんな感じ。

ライコネン・・・・良かったですな。
Posted by エル at 2007年10月23日 22:20
エルさん、
実は例の画像がしめる比重はそれほど高くないです。ネットで拾って来た実車画像の方が参照頻度は高いっすね。

「バンドで言うと(ry」ね、私ゃギターでしたけど聴くときはアンサンブルで捉えてましたねぇ。「このベースラインかっこえぇ!」とか。
Posted by ワタナベ at 2007年10月24日 13:11
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。