2007年11月14日

終わらない・・・

そういえば、先週末も映画を見に行きました。

見て来たのは「Lust,Caution/色・戒

これまたお目あてで観にいったわけではなく、映画館へいったらたまたま上映してて時間が合うものだったからっつーしょっぱい理由。

ヴェネツィア映画祭で金獅子賞とった作品らしいすね。

まぁ、内容的には日本軍に協力する漢干の殺害を計画した学生達の大冒険・・・あれ?なんか違う。
ま、要するに色仕掛けで接近したはずが本気になっちゃって抜きさしならなくなって全員あぼーん、つーのが平たく言ったストーリー。

内容はさておき、舞台が香港と上海なので広東語と上海語、普通語(標準語)とちゃんぽん。なので、中国語の字幕つき。更には国際映画祭に出品したためか英語の字幕もついてる。

ところがねぇ、香港映画の字幕の常なんですが

消えるの早杉!


あれ、全部読める人なんているのか?
なんとかストーリーをおっかけることは出来ましたけど、ありゃなんとかして欲しいすな。何しろ、喋ってる最中に字幕がもう消えちゃったりするんだから。




全然話違うけど、さかつうがカーモデルから撤退するらしいっすね。
今朝知ってびっくりした。ていうか困るんだけど。

と思ってたら、挽き物パーツは取り敢えず存続するらしい。
さかつうの HP に行ってみたらオリジナルキットなんかは既に在庫処分のために激安販売中・・・。

カーモデル(キット)の将来は暗い・・・。
前回の更新で、「次で完成まで行ける」とか思ってたんですけどね。

c2095.jpg

目論見としてはこのミラーの製作を紹介して、取りつけて完成!とか思ってたんですが、ウィンド・スクリーン(バイザー)をすっかり忘れていたので更にもう一回更新が必要だ、と。

で、ミラーなんですが赤を吹き終わってまして、ミラー面を作りました。
このキット、鏡面部分はメッキパーツをはめ込む構成になっているので、ミラーパーツ自体は堀りこまなくても穴が開いた状態になってます。

そこへメッキパーツをそのままつけるのでは色気がないと思い、洋白帯金を形状だししてピカールで磨いたものを貼りつけ。

画像が暗くてすんません。

c2096.jpg

バイザーなんですが、透明プラでパーツが用意されていますけどこれがまた分厚くてかっこわるい。
いや、もう私程度の作る模型なんでキットパーツをそのまま使えばいいって話もなくはないんですけど、そこはそれ、ちょっくら塩ビ板で捻り出してみたいな、と。

形状的にはヒートプレスでは無理っぽいので人生初のバキュームフォーミングでもかましたろか、と。

でもね、バキュームフォーマーなんてしゃれた道具を持ってないので、自作。
御存じのように原理的には、密閉された容器の上面に穴が開いていて、そこへ型を乗せて空気を吸出しつつ熱してフニャフニャになった塩ビ板をのせると吸い込まれる勢いで型取りができる、と。

そんなわけで、まずは容器。コーヒー豆が入っていた缶を使います。
上面の穴は、本来だったらパンチングメタルなんちゅー板を買って来て貼りつけて終了なんですが、どっこい北京じゃそんなもんは手に入らない。少くとも普通のホームセンターにはなかった。
なので、自分で穴開け。要するに均等に穴が開いてりゃいいんでしょ?


c2097.jpg


疲れた


ここまで開けるのに一時間。ピンバイス+ドリルでちまちまと穴開けしててここまで来たけど、一気に作るのは無理やわ。

ボール盤とかあったらものの15分位で完成しそうなんだけどねぇ・・・。

つーわけで今晩またちまちまと続きをやります。

c2098.jpg

もうほとんどやることが残ってないはずのエンジン周りですが、一ヶ所、ブローバイと思しきパイプを造設しました。
使ったのはZモデルのステンレスパイプ。
これでオイルの噴き戻しがあっても大丈夫ね。


あ!

ブローオフバルブの先端パーツ作ってない・・・。orz

画像見て初めて思いだした。カウルも接着して、ほとんど完成だと思っていたのに。


c2099.jpg

リアウィングも接着しました。

テールランプから 0.3mm の半田線を延ばしてそれらしい配線を再現。

次回は本当に完成ということにしたい・・・。
posted by ワタナベ at 13:57| 北京 ☔| Comment(8) | TrackBack(0) | Ferrari 126C2 (PROTAR) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
センセ、旋盤は回ってるワークの中心に穴を開けることは出来ますが、中心以外に、しかもこんな沢山の穴は開けられませんぜ(汗)
CNC旋盤などの複合機なら可能ですが、こう言うのは普通ボール盤を使います。(と丁寧なつもりの突っ込み)

でもそうですね、小さなパーツが多いんだから、こういう缶でも全然オッケーなんですね。
自分でも試したくなりました。

しかしエンジンの凝縮感が素晴らしい。完成が待ち遠しいです!
Posted by feyd at 2007年11月15日 08:56
完成前に忘れ物思い出しまくりですね。走馬燈の様ですか?w

 アン・リーって、私はどうも「ブロークバックマウンテン」が苦手方面でしたので、今度のは触手が動きにくい。「グリーン・ディスティニー」は色んな意味で突き抜けたバカ映画(誉め言葉)だったんですけど、やはり「ハルク」での酷評が余程キツかったんだろうか、今度の作品でも”らしさ”は出てないんでしょうね。あ、悪食なので「ハルク」は私には好評(笑

 バキュームでスクリーン作るなら、型を起こすときにエアの逃げ道をよく考えて下さいね。
ヒートプレスと似てるようでちょと違いますんで。
Posted by @河童 at 2007年11月15日 09:49
コーヒーの缶にコンだけ穴あけるのも大変ね。
いっそのこと、金網でも乗っければ早いんじゃないの?
強度に問題があるんだったら、それ以外のところを木か何かでふさぐとか・・・笑
本当はパンチングメタルとかあるといいんでしょうが・・・入手難しいでしょうからね。
まーるく穴が空いていて、手軽に手に入るマテリアルね・・・たとえば段ボールを縦に穴が空いている方から使うとか・・・・参考までに。結構行けるかも。

「ブロークバックマウンテン」・・・これきつかった・・・笑
たしか「リプリー」だかなんだかってのもこんな感じだったような。
私は「バベル」が全く理解できなかった・・・笑
Posted by エル at 2007年11月15日 10:24
feyd さん、
はいはい、そーですよ、間違えましたよ。すっかりやさぐれちゃうぜ。
うそうそ、きっちり修正しときました。

フォーマーね、別に1/10のラジコン用ボディーをバQっちゃうわけじゃないんで、理屈的にはこれでいいはずなんすよ。
追々、結果についてはアップしますからうまくいったら試してみて下さい。(実はまだ穴開け終わってない・・・ orz )
Posted by ワタナベ at 2007年11月15日 11:29
@河童さん、
なんでこう次々やり残しを思いだすんだか・・・。自分的にはもう峠(作りたい部分)が終わったから適当になっているのかも。

アン・リー作品はこれの他はグリーン・デスティニー(つうか、誰よこの邦題考えたヤツ)しか見たことがないので、彼らしさってのがどんなもんかよくわかんないですけど、この「色、戒」は、うーん、お薦めでもないけどガッカリ感も少ない。ふつー。
中国本土ではカットされてしまっている濡れ場シーンを YouTube で見たんですけど、まぁ何ということもないし・・・。

バQの型は、キットパーツそのものを使って裏側に強度確保のために型想いを充填するつもり。上面、天地部分にエア抜きように穴開けた方がいいのかな。でも、それほどデカいパーツでもないし・・・。
Posted by ワタナベ at 2007年11月15日 11:36
エルさん、
実はフォーマーを作ろうというのは突然思い立ったわけではなく、以前から考えていてパンチングメタルの代用になるものをしばらく探して(考えて)いたんですよ。
メッシュも考えたんですけど、強度以外にもエアが抜け過ぎて圧力足りないんじゃないか、とか。
段ボールを縦にするってのは、確かにイけるかもしれませんな。穴開けに挫折したら試してみるかも。

挙げている三つの映画、私ゃどれも未見です。
どれもつまんなそうだから。爆
Posted by ワタナベ at 2007年11月15日 11:41
ピンバイスとはワロタ。
バキュームフォームは私も身体験ゾーン。
100円ショップでパンチング売ってた気もします。
直火エスプレッソマシンの中のパーツが使えそうに思えるけど、もったいないよな〜。
Posted by わか at 2007年11月15日 22:46
わかさん、
だって電動ドリル使えるサイズっていうとデカいんですもん。

正月に日本に帰ったときにパンチングメッシュは探してみます。
嫁に呆れられること必至ですが。
Posted by ワタナベ at 2007年11月16日 11:55
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。