連休最後の一日を如何お過ごしでしょうか。つーか、クリスマスイブなんですね。
あっしですか?今晩は何も予定はありません。嫁さんと家で普通に飯喰うだけです。もう、クリスマスだからって浮かれるほど若くもないし、子供もいないからなんかやらかそうってこともないし。
それどころか今週末には日本へ一時帰国するのでまさしく年末進行でありますよ。イベントどころじゃない。
とかいいながら模型の進捗があったので、報告。

ボンネットのルーバーでございますよ。
これがねぇ、エッチングパーツ中難易度最大(あ、P400 とか P400S を作るのに使うライト回りの通称「まつげ」の方が凄いですけど、今回は使わないので)でございましてね。
説明書では「一枚ずつ取り付けてください」と書かれているだけで、あとは放置プレイ。色々考えて見まして、まずは瞬着で仮止めして半田付けなんて軽ぅく見てたんですが全然瞬着が使えない。
固着してくれないんすな。油分とか残っていたんだろうか。
で、マスキングゾルで前後ある接着部分の片方に付けてみる、ってのも試したんですがやっぱ無理。流体で接着するとなると隣り合ったパーツ同士が引き合ってくっついてしまうんですよ・・・。
もうね、

「スタジヲ!てめぇ、作ってみたのかよぉっ!(怒」
とひとしきり吼えたところで、このままでは

逆立ちしたってできません・・・。

で、もう一度冷静に考えて、用意されている枠のパーツは諦めることにしました。
各ルーバーの隙間を測ると幸いなことに 0.5mm 。とにかくルーバーを一定間隔に固定できる治具を作ってそれらを束ねるのは洋白線でいいんではないか、と。
まずは 0.5mm のプラ板を細長く切り出して、片側だけ瞬着で留めて積層。接着していない反対側からエッチングを差しこんで並べてみようと。

試したところ、これまたダメ。
差しこむにつれ、各パーツが扇状に開いて行ってしまうんですな。それと、どんどん差しこむのがきつくなってくる。
考えてみりゃこんな事態は予想できたわけなんですが・・・。
で、ふと閃きました(つっても閃くのに2日位かかった)。治具自体ががっちりしている必要はないだろ、と。

というわけで、両面テープを板に貼り、その上でエッチングとプラ版を交互に並べて立てていくわけですよ。
実際、ここまで辿り着くのにほぼ一週間考え続けました・・・。効率悪。

並べ終わったパーツ達を微調整しながら揃えて、0.3mm の洋白丸線でまとめます。
ここは当初、半田コーティングした洋白線をあてがって熱を加えて固着させる目論見だったのですが、ちょっとでも力を加えるとルーバーがよれる気がしたのと、1、2枚だけ固着しなかったなんていう事態が予見されたので、エポキシ接着剤を洋白線に塗って取り付けました。

2本の洋白線を取り付け終わったのがこれ。若干不揃いなのは「もう許して」って感じ。
これはフロントから向かって右側のルーバーなんですが、こっちは二度目だったので比較的マシな出来。向かって左側にあたる方は結構ダメダメ。エポキシが多過ぎてルーバーの間に溜まってしまったり(モーターツールで削り取りましたが)、前縁が微妙にカーブを描いていることを忘れてパーツを揃えるときに前端が一直線になるように揃えてみたり(これも出来る限り修正しましたけど)。
もうね、これ以上は無理です。

キットにあてがってみるとこんな感じっすな。
今後このエッチングを使おうと思っている方は説明書通りに出来ない可能性が高いことを重々承知しておいた方がよろしいか、と。
一応私の腕でできるのはこのあたりが限界っす。
【関連する記事】
機関車のフィルターも作ると大変です。
私も今週から一時帰国します。
そっちのルーバーも大変そうですな。どちらも幅が均一でないと非常に目立ちますからねぇ。
僕も今回の三連休は もともと土曜は学校ですし
移動時間も含めると昼の12時から夜6時まで塾でしたから
連休とかいうものは なかったですね
模型ネタにコメントできず本当に申し訳ないです^^;
学生さんは土曜日はかならずしも休みではないんでしたな。
しかも今は大事な時期だからお勉強、頑張って下さい。懐しいな、受験勉強してたころが。もうやりたくないけど。
模型ネタにコメントできないなら、小梅大夫あたりにツッコミを・・・。
まともに作ろうと思ったら、こんなに細かくなるとは。
0.3の洋白線が太く見えてしまいますもんね・・・・
でも両面テープ・プラ板は見事なアイディアです。
気付きそうで、気付かない方法ですね。
頭の中ではスーパーカーを作りたい気分なんですが、
思い入れがありすぎて、どうしよう?みたいな感じ。
その割にきちんとした知識もないんで、中途半端だ・・・
サクッとキットのまま何台か作ろうかな?
まずはカウンタックにBB?
いや、実はこれでもルーバーの枚数は足りないんですよ。エッチングでは24枚あるんですが、実車は確か30枚以上あったはずです。これ以上増やすとスケール的に無理なんですよねぇ。
今朝になってこのルーバーやり直そうかなぁ、なんて考え始めている自分に気付いて恐怖しているところなんですが。
スーパー(エキゾチック)カーをさくっと作るならまずはタミヤのLP400じゃないですかね。あまり凝ったキット構成だと確かに「ここが」とか「あそこが」とか気になりますけど、シンプルにフォルムとカラーリングを楽しむのが模型の王道な気がしますよ。
うーん、平面から一枚づつ確度をつけて起こして行く方式は、ルーバーの角度が45度とか斜めの場合には有効ですけど、これみたいに90度に起こさなければならない場合はちょっと無理じゃないですかね。
というのも、ルーバーの高さ=ルーバー間の隙間になりますよね。そうするとかなりスカスカで10枚位しかルーバー再現出来ないと思うのですよ。
あ、まさか「2枚用意して重ねろ」とか?
隙間がちょうど0.5で助かりましたねー。
しかし瞬着が駄目ならエポキシ、と言うのも良い手ですね。盛れるからこういう部分にも付くわけですね。
でもハンダが駄目だったのは残念ですね。テクを見せつけて欲しいのですが(汗)
いやもう疲れましたよ、何がって考えるのが。作業自体は単純なのでそれほど疲れることはなかったです。
半田はダメだったわけではなくて、失敗する可能性にビビって試しもしてないのですよ。私にゃそんな大したテクはございませんて。
ところで小梅大夫とは?全然知りません〜こんなのいたんですね。
製作方法を見てるだけで手が攣りそうです(^-^;
説明書の指示通り作ろうと思ったら絶叫間違いありません。「まつげ」は更にその上をいくと思われますが。
小梅太夫は youtube でみました。流行っている(いた?)らしいですけど、なんか認識間違ってますか?日本の流行はもうわかりません・・・。
まあ、実物見たら出来ないと思うかも知れませんが。
あーーー、やり直さなくていいですからねww
瞬着効かないのは接着面積が足りないのかも。
チョークなどの粉を振り掛けると固まります、多分。
何か作りたいのですが、今の環境では筋彫り程度しかできない…。あ、模型弄ってる場合じゃないのか。
デフォルトで足付けしてやんないと
瞬着効きにくいっすよ。
スタジオや灰汁棄のエッチングって
理想は物凄く高いんだけど、現実との乖離を考えると
妄想レベルな指示とかありますやね〜。
こういうのってアセトンとかブルタックとか入手できると
作戦の幅も広がるんですが、なんせ某国っすからねぇ。
ご苦労様の一言であります。
でも、これは自分たちの手ではどうしようもないですね。メーカーさんに頑張ってもらわないと…。
瞬着だったら双方を荒めのペーパーで傷つけておいて、さらに瞬着硬化スプレーとかでやればなんとかならないですかねぇ?
アセトンなんてそんな便利なモン持ってりゃ苦労しないっすよ・・・。正月に日本へ帰ったらアセトン含んだ除光液でも探しますかね。
既にこのコメント見る前に昨晩バラしてやり直してます・・・。
チョークの粉て。そりゃ学校行けばわんさかあるでしょうけどねぇ。粉を凝固剤替わりに使った場合、瞬着の液が無駄に多いとその部分が盛り上がる、というか太ったりしないですかね。
模型いじってる場合じゃないですよ。HSKは受けますか?
私は最近問題集買って来てぱらぱらめくってますけど、こんなんで受かるんだろうか。
足付けしようにもルーバーの方の接着面は凹に切れ込みが入った断面だけっすから、なかなか難しい。しかもそれを左右合計48枚もやるとなると気が狂いそうですな。
作戦の幅はちょー狭いっす。なんせ武器は「根性」、これのみ。
@河童さんへのコメントでも書きましたけど、足付けしようにも相手は 0.3mm 幅ですからねぇ。orz
交互に組むというエッチングのアイディアは、恐らくスタジオには期待できないでしょうね。やってくれるとしたら韓国の某アフターメーカーか、中国の狂人模型でしょうな。w
漬けるなら、ひと瓶はいっちゃいそうですが。
え?そうだったんですか。知らなかった。てっきり普通のセメントの溶剤多めバージョンだと思ってました。
使えるのかなぁ。
このパーツの大きさはそれほどでもないので一瓶使いきるということはないと思いますけどね。でも43のメタルキットとかではあった方が格段に便利ですしねぇ。悩むなぁ。
チョークの粉は気泡埋めなどに使ってるので使えるかなと思って。
HSK、受付が始まってクラスの子が申し込んだようです。えっ?あたしですか?
「平な所に(以下略」ってのは、私がやってるのとは違うんですかね。エッチングだけでは立たないのと幅を均等に保つためにプラ板挟んでますけど。
HSK の受けつけってもう始まってるんですか?
申し込まなきゃ・・・。