えー、野田首相が10日に決断するとか言ってるTPP、
最近やっとこ議論が盛り上がってきてるみたいですね。
やれ経済の自由化だ、平成の開国だ、なんだかんだと言ってるし、テレビ番組でも盛んにメリットをあげつらってるみたいすね。
が、しかし
お前に一言物申す!私から言わせれば、こんなの議論するまでもなく参加する必要なし。
今の時点で参加表明しても米議会での承認を受けるのに半年かかる。その半年の間にルール作成が終わっちゃうんですよ?
参加各国は当然少しでも自国に有利なようにルールを作ろうとする。当然でしょ?そこへなんだか経済規模が参加各国中二番目にデカい日本が口出せない状況で参加してる。
となりゃ、カモネギもいいとこっすよ?
大体ね、交渉ごとってのはそれこそ仁義なき戦い、騙しあいなのに、推進派はただただ「参加したい参加したい」って、バカですか?大阪のオバちゃんの値切り交渉術の方がもっと役に立ちますよ。
私は推進派の主張をずーっと見てきたんですがね、意図がさっぱり理解できなかったんですよ。だって、彼らがあげるメリットはどれもこれもデメリットを越えるものではないし、恐らく(きちんと交渉・ルール作成に加われたとして)勝ち組になると思われる層というのが実際に勝ち組になる保証なんかどこにもない(だってルール作成に加われないんだから)。
で、たどり着く結論は前から言われてた「次期大統領選挙で劣勢が予想されるオバマに花を持たせる」ってヤツ。
アホですか?花持たせるってだけの理由で国益を損なうことが分かりきってることを実行するって、これまさに売国じゃないですか。
ここだけの話、たぶん野田首相はどんな決議がされてもたぶんAPECで「参加します」って言うと思いますよ。
何しろ、公約に掲げてた「消費税増はしません」ってのを、国内で全く何の議論も合意もないままG20で勝手に10%に上げるとか言って帰ってきた人ですからね。
民主は次の選挙で勝てるとは思ってないからもう破れかぶれなんじゃないかと思うわ。
もう日本は終わったね。
続きを読む