先日、隣に座った人が文庫本サイズの本を開いてて、いや中国じゃ文庫本サイズってのは存在しない(多分日本独自サイズ)ので「珍しいな」と思ってチラ見したんです。そしたらやはり書かれているのは日本語、そしてページの上の方にある章のタイトルが「ラバウル」。あれ?っと思って本文を見ると「宮部」の文字。
えぇ、間違いなく「永遠の0」です。カバーかかってて表紙は見えないんですが、見覚えある日本の書店のカバーでした。相手は間違いなく中国人なんですよ。社員証に書かれた名前、これまたチラ見したら中国人名だったのでね。驚いたのは中国人が「永遠の0」読んでる事。
うちの会社は買いもの大好きでしょっちゅう他社を買収してるんですが、敷地内に2棟あるビルの片方がだいたい買収された会社の人たちがいる方。私はそれとは別の棟なんですが、降りた後その人は私とは違う棟に向かっていったのでまぁ、接点はないでしょうね。
と、これが先日、といっても今週の話。
ところが今朝、やはりバスで隣に座った人がスマフォいじってるのでチラ見したら、日本語学習アプリで勉強してんですわ。これは前回の人とは別人。学習してる内容からは「永遠の0」を原書で読むレベルではないのが一目でわかりましたし。あ、この人も向こうの棟に消えていきましたね。
私の会社は日系企業ではないものの日本向けの仕事をしてる人もいることはいるし、遭遇しても不思議ではないんですが、これまでほぼ見たことなかったのに立て続けに見かけたのでなんか不思議。
どちらも一瞬声かけようかと思ったけど、ヘタレなのでやめときました。
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